生贄になった私ですが、二人の男性と結婚することになりました (Page 5)
哲二は言い終わらないうちにもう一度力強く腰を打ち付けると、ドクドクと脈打って中に熱いものを放った。同時に私は身体の奥底から快楽が押し寄せてきて、頭が痺れた。全身をビクビクと痙攣させながら、私はその場に崩れ落ちた。
「二人を見ていたら、またできそうな気がしてきましたよ」
目を閉じた私の上で、興奮した立樹の声がする。
「年寄りのくせに元気だな。何度も相手させるのは佳世子さんが大変だから、って言ってたじゃんか」
哲二の呆れ声を聞きながら私は疲れた身体を肘で起こして、再度大きくなっている立樹のそれに舌を軽く這わせた。
「まだまだいけそうかな?」
少し心配したような立樹の質問に、私は浅くうなずいた。
今夜はまだまだ長くなりそうだ。
Fin.
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