生贄になった私ですが、二人の男性と結婚することになりました (Page 3)

今日、本当にささやかな結婚式を挙げた後、私達は3人で小さな新居にいた。結婚式の間中、あの甘い香りに包まれていたせいかふわふわとした心地が続いている。

「どうしたの、ぼーっとして」

ぼんやりとしていると、不意に後ろから抱きしめられた。振り返ると哲二の顔がある。

「いえ、なんだかふわっとした気分で」

「なんだそりゃ。まぁ、疲れたりしてないならもう始めてもいいよな?ずっと待ってたんだから」

哲二の唇が耳に触れると、そこから全身にぞわぞわと鳥肌が立った。

「うん…」

「私のことも放置しないでくださいね」

いつも穏やかな立樹が少しむくれている。私は思わず吹き出してしまった。

「そんなに笑うことないじゃないですか」

私は立樹の方へと手を伸ばした。すると立樹は私を抱きしめながら着物をはだけさせた。彼の大きな手が私の胸を揉みほぐす。

私がくすぐったさに身をよじらせると、その顔に哲二が手を添え、唇を合わせるとそのまま舌に吸い付いてくる。

口の中が溶けてしまいそうな気持ち良さに身を任せていると、今度は立樹の手が腹を伝って下半身へと伸びてきた。下着越しに触れられるだけで身体の奥から熱いものが溢れてきた。立樹は指先で下着をずらすとそのまま秘所をなぞる。私は恥ずかしさと期待感で頭がいっぱいになった。

立樹が私の股の間に顔を近づけると、ゆっくりと割れ目を舐め始める。その刺激に腰が跳ね上がった。

「あっ、だめ…。そこ…」

「佳世子さんのここ、すごく可愛い」

立樹は丹念に私を責め立てる。やがて蜜壺の中に舌を差し込むと、中で暴れるように動かし始めた。

私は与えられる快感に悶えながら哲二にしがみついた。

すると、哲二は私の頭を撫でながらもう片方の手で自身の服を脱ぎ捨てた。現れたすでに硬くそそり立っているそれは、見ていて怖いくらいだった。

「舐めてくれる?」

その言葉に恐る恐る舌を伸ばすと、哲二は小さく声をあげた。口に含むと苦いようなしょっぱいような不思議な味が広がる。嫌悪感はなく、むしろ愛しさがわきあがって来た。私は夢中になって哲二のものをしゃぶった。時折、哲二の荒々しい吐息が聞こえるのが嬉しかった。

「佳世子さん、そっちばかり気をやらないでくださいね」

立樹が息を切らした声で囁きかける。グズグズにとろけた思考の中で、立樹が自分を求めていることが嬉しくてたまらなくて、私は立樹へ手を伸ばした。

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