元教え子の腕の中で蕩ける私… (Page 5)
今までフェラは好きではなかった。
でも、タクミのソレはとても愛しく、いつまでもしゃぶっていたい気がした。
ところが、
「ダメっ、それ以上したら、出ちゃうっ!」
いきなりタクミは起き上がり、ベッドサイドのテーブルに置いてあったコンドームを着けた。
タクミは優しく私を寝かせた。
私の両脚を持ち上げて広げると、静かに言った。
「ハルカ、俺のペニス、挿れるからね」
まるで儀式のようだと思った。
私は頷いて目をつぶった。
タクミが一気に入ってきた。
さんざん濡れていたアソコなのに、少し痛いくらい大きかった。
「ああっ、ハルカ、すごいよ…!」
タクミは、ナカを味わうように、ゆっくり動いた。
その度に、ナカがビクッビクッと震えた。
ペニスを締め付けて、もっと気持ちよくなろうとしている。
「ああっ…おっきい…タクミのおっきいよぉ!」
タクミの腰の動きに合わせて、私も腰を振った。
気持ちいい…!!
こんなに気持ちいいセックスは初めてだ。
タクミは私を抱きしめ、私も彼の背中に腕を回す。
ピストン運動はどんどん速くなり、パンパンという音が響く。
「アアんっ!…ン、ンっ、気持ちいいのぉっ!」
私を抱きしめるたくましいタクミに、七年前のあどけない少年の面影はなかった。
どんどん昇りつめ、もう無理だと思った瞬間、タクミが言った。
「ハルカ、イクよ…!」
「アっ、アっ、私もっ!」
二人は同時にイッた。
*****
どれくらい経ったのだろうか。
二人で同時に果ててから、眠ってしまったようだ。
隣には、すやすやと寝息を立てるタクミがいた。
さっきまであんなに雄々しかったのに、寝顔はかわいらしく、胸がキュンとなった。
七年の時を隔てて突然現れた男性は、もう私にとって愛しい人となっていた。
かわいい寝顔の額にキスをしてから、私はまた寄り添って、眠りについた。
Fin.
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