差しのべられたのは魔の手か愛の手か… (Page 5)

完全に動けなくなっていた。
全身が、ピクっピクっと余韻に震えていた。

私の体はズルズルと下の方に引きずられた。
疲労と脱力感で目も開かない。

アソコからディルドを抜かれ、すぐにまた別の何かが入ってきた。

男のペニスだった。
グチャグチャに濡れ、何度も何度もイカされた膣は、素直にペニスを受け入れる。
私には抵抗する力も残っていなかった。

ああ…とうとう挿れられちゃった…。

でも、気持ちよかった。
指より、バイブより、ディルドより、あたたかく、密着感があった。

ペニスは遠慮なく膣奥を突いてくる。

「アア…アん…ッ…」

もう堪えきれずに声が出た。

ようやく目を開けると、男が私を見ていた。

「何度もイッちゃったもんね…ナカ…熱いよ…グチャグチャだし…締め付けもいいよ…」

そう言うと男はゆっくり動き出した。

「お願い…あんまり動かないで…もうナカ…敏感すぎて…おかしくなっちゃう…」

さっきまで挿れられるのがイヤだったペニスは、あまりに気持ちよく、膣内とピッタリだった。
ちょっと動かされるだけでも、どこかにイッてしまいそうだった。

「ダメ…俺は我慢できない…」

男は、腰の動きを速める。

すごい!
今まででいちばんキモチいい!

大声を出さないように、私は自分の手で自分の口を塞いだ。

パン!パン

雄と牝のぶつかり合う音だけが響く。

「…あ…イクよ…ナカに出すからな…!」

なぜかそれを聞いたとたん、膣がキュっと締まり、突然昇りつめてしまった。

それから、ナカに熱い精液が注ぎ込まれた。
一滴も漏らすまい、というかのように、膣奥がヒクヒクとペニスに絡みつく。

ドクッドクッという震えはしばらく続いた。

*****

それから私はオナニーをしなくなった。
いつでも抱いてくれる、素敵な彼氏ができたからだ。
彼の部屋で、ホテルで、たくさんセックスをしている。

でも、痴漢ごっこから始まるネカフェでのセックスが、二人ともいちばん燃えた。

どちらも、ちょっぴり変態…?

Fin.

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