会議室3の鍵   (Page 4)

谷崎は、乱暴にカーテンを閉めると、

「ナナミって見られるの好きなんだ?…」

と呟き、淫らな姿になっているナナミに近づいた。

甘い息を途切れ途切れに吐いているナナミの身体を、谷崎は持ち上げた。

「知らない隣のビルの男に、俺が嫉妬してるの分かる?」

「ぁぁッ、ああぁああぁぁぁあ」

「ぁッ、エロい身体…ナナミの中、ぁっあッ、き、気持ちいい」

谷崎はナナミを会議室のテーブルに押し倒し奥先まで入れると、荒い息を吐いてブラウスを捲り上げた。

「や、ぁッああぁッあぁあぁぁッ」

ブラジャーをさらに上げ、硬くなっているナナミの乳首を谷崎は口に含んだ。

「あぁッ…俺より、ぅッ、スマホの男がいい?」

ナナミの乳首の周りを、谷崎は執拗に舐め回した。

先端に触れそうで、触れない谷崎の舌遣いに、ナナミはテーブルの上で身体をよじり、喘ぎ声を上げた。

「ぅッ…今日、うぅッ…締まって、あぁッ…」

ようやく奥先を突き始めた谷崎は、苦しそうにいった。

ナナミは潤んだ目をして喘ぎながら、垂れてきた谷崎のネクタイを噛んだ。

「んんんッんんっんんんッんんんんん」

「ぁあッ…声聞きたいけど、ぅうッ、ありがと」

谷崎はナナミの両肩を握り、貪るように奥を小刻みに深く突いた。

「ぁぁあ、ナナミ、ぁあ、あんな淫乱な声、ぅぅ、初めて聞いたッ」

知らない男に嫉妬している谷崎は、速いリズムでナナミの奥を突き始めた。

「んんんんんんんんんんッんんン」

「あッああぁッ、俺がナナミのこと、ぁあ、びしょびしょにしたかった、ぁぁッ」

入り口に愛液が溢れ出て、谷崎の根元で淫靡な水音を立てている。

「うぅッ、ナナミ、ぁあッ、声、聞かせて…」

動きを止めないまま、谷崎はナナミが噛んでいるネクタイを取った。

「ああああぁん、ああぁあああ――――!」

絶頂に達したナナミの身体が硬直した。

谷崎は力の抜けたナナミの唇にキスをしながら、奥先を突いた。

収縮する中でビクッと動き、谷崎も絶頂に達しナナミに覆い被さった。

息と同じリズムで背中が動いている谷崎は、ナナミの顔に近づいた。

ふたりの汗が互いの生え際で溶け合い、谷崎はナナミのおでこにキスをした。

「夜、もっと淫乱なナナミの声聞かせてね?一週間よろしく」

Fin.

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