疲れた時には、年下の犬系男子が愛でたくなる (Page 4)

可愛い顔からは想像できない位。
大きい理人君のモノが入ってくる。

「ふぅ…んっ」
圧迫感に甘い痺れが加わり、声が出てしまう。

「あぁ祥さん、凄い良い」
「ダメ興奮しちゃ…太くなってる…」
理人君の感情がダイレクトに伝わってくる。
嬉しくて、愛しい。

「だって気持ち良いんだもん」
甘えた声を出しながら、理人君が奥に入ってくる。

「あんっ!ひぅっ」
「奥、好き?」
「好きぃ」
誰も届かなかった場所を理人君がくすぐる。
身も心も蕩けてしまいそうな程気持ちが良い。

「俺のことは?」
「…好き」
「俺も♪」
キスをされて、意識が飛んだ。

「ホラ、祥さん、まだまだこれからだよ?」
そういうと理人君は、私の両脚を持ちあげてグッと奥にキスをした。

「大きぃ…ああん!!ひあぁっ!」
「ここ、覚えてね。俺専用だから」
「らめ、ねぇ、ねぇ」
呂律が回らなくなって、思考がまとまらない。
押し寄せる快楽が正気を奪っていく。

「祥さん、ダメじゃないでしょ?好きでしょ」
「しゅきぃ、しゅきぃ」
奥をゴリゴリされて、口元が緩む。

「あんっ、あああんっ」
「あー気持ち良い。祥さん、大好き♪」
グイっと腰を押さえつけられて、奥に注がれる。
ドクドクと脈打つ理人君のモノが、抜けてしまうのが嫌でギュッと抱き着いた。

*****

何事もそつなくスマートで、その上人懐こい笑顔の理人君。
久しぶりの人の温もりだったからか、それとも絆されたからか。
気が付くと私は、週末を理人君と過ごすようになっていた。
お客さんではないけど、ベッドの中でしか愛を交わさない。
体の良いセフレなのかもしれないけどそれでも良い。

…その位、夢中になった私が負けなんだろう。

「祥さん、お誕生日は俺を貸し切りね!」
「えっ?」
「1日ご奉仕してあげるから♪」
「腰が持たないよ」
「何考えたの?本当に祥さんは好きなんだからぁ」

理人君の優しさと明るさは、私の心に光を灯してくれる。
手を触れたら壊れてしまいそうな位儚い関係だからこそ。
今を大切にしたいなって思ってます。

Fin.

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