終業後はサイボーグ系上司をどろどろにとろけさせています。 (Page 4)

彼が、熱に浮かされたようにかすれた声で、私の言葉を繰り返す。
「なん、でも…?」
「そう、なんでも」

私は微笑みながら、そそり立つ肉棒に指を滑らせる。親指と人差し指で作った狭い輪で、音を立てながら亀頭を絞るみたいに責めると、彼は頭を振った。

「や、だ、…ちがっ…」
「どうしてほしいのかな。言ってくれないと分かりませんよ?」

ちゅくちゅくとわざと音を立てながら手をスライドさせていると、彼が甘い悲鳴の間からやっとのことで口にした。
「花枝さんの、っ、んぁっ、な、中に、入りた、っ…」
「よくできました」

ゴムをかぶせると、上に跨って入口を先端に擦り付けて――そのまま、ゆっくりと腰を落とす。自重で飲み込むのは少し苦しいけど、それを圧倒的な快楽と充足感が上回る。

彼の顔が苦しげに歪む。にゅぷにゅぷと中をかき分けるたびに、切れ切れの悲鳴と共に腰が震えて、両目尻からこめかみに向かって涙が落ちるのが見える。

神経が剥き出しになったような内側を、外側に張り出した肉の傘が抉っていく。私も声を抑えられない。
「ひぁっ、あ、あんっ、…ああっ…あぅ…ふとい、おっきい…」

「花枝さん、はなえ、さん、すき、…すき、ごめん、いきそ、ゆるして…」

早くも上り詰めそうになっている彼の根元を軽く握って、溢れるのをせき止めてしまう。
彼が絶望しきった目でこちらを見たので、つい笑ってしまった。

「だめ、まだイかないで」
「な、んでっ…やだ、おねが、い、イかせて、イかせてよぉっ…」

腰の動きをわざと緩慢にして、彼の欲を煽る。8の字を描くみたいに、びくびくと震える彼のもので好き勝手に中を刺激した。
こりゅこりゅと内側の硬くて敏感なところを抉られるたびに、中が締まって、中が締まると彼が苦し気に喘いで震える。

「あっ…あぅっ…や、だ、くるしい、…はなえ、さん、たすけて…おねがい、だから…」

情けなくて弱弱しくて、本当に可愛い。
殻が破れている。みんなが怯える――彼自身も苦しめられている、硬くて冷たい殻が。

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