終業後はサイボーグ系上司をどろどろにとろけさせています。 (Page 3)
「んっ、んぅっ、んくっ…」
「我慢しなくていいですよ。可愛い声、聴きたいなあ」
耳の中にちゅぷちゅぷと舌を出し入れして、耳殻に舌を這わせて、また軟骨の突起を吸い上げる。
「入口のここね、耳のクリトリス、って言われてるんですって。クリトリスこりこりされるの、気持ちいいですか?蒼矢くん」
「き、もち、ぃ…っ、あ、はっ、ぁ、あんっ」
唇が開いたところを狙って乳首をつねってあげると、女の子みたいに高い声が上がった。いつも、低くて艶のある声で喋ってるのに。
尖り始めた先端を指先で押しつぶしたり、すりすりと撫でたりを繰り返しながら、私は意地悪くささやいた。
「男の子なのにクリトリスもおっぱいも気持ちいんだ」
「あ、あ、や、そこ、足、ぁ、あ」
耳を舐めて、乳首を指先で弄びながら、足の甲と足首で立ち上がったそこを下着越しに刺激してあげる。
幹を擦ったり先端を撫でまわしたりしていると、くちゅ、くちゅ、という湿った音が響き始めた。
「大事なとこをこんな風に雑にされて、感じちゃってるんですか?いけない子…変態さんですね」
「あん、あんっ、あ、あぅ、ごめ、ごめん、ごめん、なさい、あっ…」
恥ずかしさに耐えられなくなり始めたのだろう。うわ言みたいに喘ぎながら、蒼矢くんの両目からぼろぼろと涙が落ちた。
私はなだめるように、微笑みながら彼の頭を撫でる。
「いいんですよ。私はいけない子で変態さんな蒼矢くんが好きだから」
そのままキスをすると、先ほどよりも積極的に舌が絡んできた。こちらの唇も甘えるように吸われて、舌先を追いかけられる。
ぎちちっ、と頭上で音がした。多分拘束を腕が引っ張ったんだろう。
引っ張っても結び目が硬くなるばかりで、ほどけたりはしないんだけれど。
「苦しいでしょ。腰、上げて?」
彼は言われるままに腰を持ち上げる。つま先でゴムの部分を引っ掛けると、足を延ばして黒いボクサーパンツを引き下げた。
引っかかって押し下げられたペニスが布とゴムから解放されて、ぺちん、と少し湿った音を立てて腹筋を叩いた。
ガチガチに勃起して、溢れた先走りがてらてらと先端から幹までを濡らしている。
体を起こすと、彼がひどく名残惜しそうな顔でこちらを見つめるのが視界に入った。
昼は凛々しくて冷たい表情がどろどろにとろけて、私に潤んだ目を向けて、ぼろぼろと涙をこぼしている。
あまりにも可愛いので、思わず頬に手のひらを這わせて撫でると、
「ん…」
と小さな声を零して目を細めながら、顔を擦り付けてきた。
太ももの中ほどに残っていたボクサーパンツを両手で脱がせてあげながら、私は問う。
「蒼矢くん。私、一週間がんばった蒼矢くんに、何でも好きなことしてあげたいんですけど。…どうしてほしいですか?」
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