うちの幽霊クンはテクニシャンで魅惑の絶倫巨根! (Page 2)

身体が動かない。

横向きの体勢のまま、私は固唾(かたず)を飲んでいた。

これ、金縛りってやつ…?

部屋は真っ暗なのに、不思議なくらい室内がよく見える。

誰もいない部屋の中で、ぎしっとベッドに何かが乗ってきた。

夢の中で叫ぼうとしているときみたいに、私の喉の奥からはくぐもった「ぅー」という音しか出ない。

動けもしない、声も出せない。

全く抵抗できない私をいたぶるように、その何者かはシャツの裾とズボンのウエストから、手を侵入させた。

その、あからさまにセックスを連想させるような手の動きに、私はさらにパニックに陥る。

え、幽霊ってそういうコトするの!? ていうかできるの!?

手といっても何も見えないのだが、人間の指らしきものと思えるモノが、おもむろに私の乳首を引っ掻いた。

刺激に息を呑むが、腰も揺れる。

しかし、触られてわかったのは、今私を触っているのが確実に“生身の人間”ではないことだ。

冷たくも暖かくもない、人の指のようなものは、ゆっくりと味わうように私の身体を這い始めた。

「ッふ…ぁ…」

ブラを着けていない、無防備な下乳をくすぐられる。

かと思えば、ウエストのくびれを柔く撫でられる。

下に伸びた手は肝心のところには触れず、太ももの際どい辺りをするするぐにぐにと堪能していた。

被害者のはずなのに、着実に高められていく性感と、傍目に見たらどう見えるんだろうという疑問が、私に不思議とやましい気持ちを抱かせる。

こんな心霊現象があるものなのか。

エロいことに遭遇すると幽霊っていうのは逃げていく、と聞いたことはあるが、エロいことをしてくる幽霊とはなかなか聞いたことがない。

どれほどそんな時間を過ごしたのだろうか。

私の身体を舐め回すように動いていた何者かの手は、満を持したかのように動けない私の下着の中に侵入した。

ぐちゅんと水音を響かせたそこは、すでに恥ずかしいほど愛液を溢していた。

「ぁっ、あ…」

筋を擦られ、どんどん溢れてくる蜜で性器の回りがぬるぬるにされる。

とんでもなく気持ちいい自慰をしているような心地で、つい次なる刺激を期待してしまう。

本当なら、怖がって、嫌がって、抵抗しなきゃいけないのに。

金縛りに抵抗なんてできないし、生身の人間じゃないなら、レイプされたって被害を訴え出るわけにもいかない。

だったら、夢だと思って楽しんでみるのもありじゃない?

長い愛撫のうちに、私の思考は溶け切っていた。

姿は見えず、声も匂いもないせいか、嫌悪感も抱かない。

気づけば私は自ら手を受け入れるように、身体から力を抜いていた。

布団はかぶったまま、服は中途半端に脱がされている。私が触れることなく、服は勝手にはだけていき、胸や太ももが布団の中でさらされている。

不思議なくらい、この異常な状態に興奮していた。

公開日:

感想・レビュー

レビューはまだありません。最初のレビューを書いてみませんか?

レビューを書く

カテゴリー

月間ランキング

人気のタグ

クリトリス クンニ 愛のあるSEX キス ちょっと強引に 愛撫 クリ責め 我慢できなくて 乳首 思わぬ展開 指挿れ 乳首責め イキっぱなし ラブラブ 働く女性 ベッド以外 彼氏 胸きゅん 潮吹き いじわる フェラ 言葉責め 中出し 好きな人 年下クン 年上の男性 OL スリル ちょっと過激に 告白

すべてのタグを見る