隣に夫がいるのに…! (Page 4)
股布を少しずらすと、繊細な指が私のいちばん敏感な部分に触れた。
触れただけなのに、ピチャっ、といやらしい音がした。
「アンっ!」
「もうグチョグチョだね…愛のここ」
指先で愛液をすくってクリトリスになすりつけ、優しく撫でる。
クリトリスを刺激する指の動きはだんだん速くなり、私はツーンと痺れるような感覚に酔いしれた。
「アッ、アッ、ダメ!」
思わず声を荒げた瞬間、誠のイビキが止まった。
起きた!?
我に返った私は起き上がろうとしたが、洋一は私を押さえつけ、すかさず指が膣に侵入してきた。
ダメっ、誠が!
しかしアソコに入った指が、グチャグチャとかき回してきた。
わざと大きな音が出るようにか、指はナカを無遠慮に動き回る。
私は手で口をふさいで、必死に声を出さないようにこらえた。
グチャグチャという音はますます大きくなった。
あまりの気持ちよさと、夫に気づかれてしまうのではという焦燥感の狭間で、涙が出てきた。
誠は大きく寝返りを打ち、またイビキをかき始めた。
よかった…!気づかれてない!
自分でも最低だと思いつつ、これで洋一の指技に浸れる。
「残念。まだ寝てるね」
少し笑って、洋一は指を挿れたり出したりし始めた。
「アン、ン、なに…言ってるの…」
「だって、さっきすごく締まったよ。スリルあったよね」
いやだ、この人、全部見抜いてる…。
彼は一度指を抜いてから、今度は二本挿れてきた。
指先を上に折り曲げ、膣内の上壁を擦り始めた。
「アーっ、アっ、イヤ、そこ、ダメ!」
「Gスポット、気持ちいいよね」
擦ったり圧迫したりして、もう気が狂いそうだ。
「アンっ、ア、やめ…やめてっ」
言葉とは裏腹に、やめないでという気持ちが高まり、私の両脚は自然と広がっていった。
グチャ、グチャ、、。
和室に鳴り響くいやらしい水音が、よけいに私の快楽を高めていった。
もう…ムリ…
そんな思いが届いたのか、彼は激しく指を動かしながらアソコに顔を埋めて、クリトリスを唇で吸い上げた。
「アーっ、イク、イク、イッちゃう!」
私は無意識に彼の頭を押さえつけていた。
その瞬間、頭が真っ白になった。
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「愛のイクとこ、かわいい」
全部良かった
全部最高好き
鈴木 さん 2022年7月20日