イケボの甘々言葉責めにトロトロにいかされちゃいました。
私は同僚と大衆居酒屋でとことん飲むつもりでいた。偶然隣り合ったイケオジ二人組と仲良くなり一緒に飲むことに。声フェチの私はイケオジ洋介のセクシーボイスにすっかり夢中になってしまう。洋介の甘いささやきと大人のテクニックでトロトロの快感を与えられエッチの気持ち良さを知る。
「お待たせいたしました、牛すじです」
「ありがとうございます」
元気のいい店員さんに釣られて、元気に返事をしてしまった。
「えっ頼んでませんよ」
慌てて同僚が訂正した。
「牛すじ、僕たちかな」
隣の席から声をかけられた。
振り向くと、安い大衆居酒屋には似合わない上品なイケオジ二人組だった。
「ここの牛すじオススメだよ」
イケメンの笑顔に思わず見惚れてしまった。
同僚と目が合い、何を考えているかわかった。
“このイケオジたちと仲良くなりたい”
同僚は素早く、オススメの牛すじとおかわりのお酒をオーダーした。
「本当にこの牛すじ美味しいですね」
この一言からあっという間に打ち解け、気が付けば同僚とイケオジの一人がいなくなった。
「彼女、大丈夫かな。悪いやつではないけど…」
と、残されたイケオジが言葉を濁した。
残されたイケオジは洋介といい、顔がいいだけではなく、低めの声がとてもセクシーだ。
「彼女ももういい歳なので大丈夫だと思います」
同僚はいわゆる肉食女子で好みの男性を見つけるとガンガン攻めるタイプだ。
そんな彼女を羨ましく思う反面、正直男性との付き合いは面倒くさいと思っている。
声フェチの私はASMRで女性向けの耳責め音声で十分性欲は満たされている。
残された私と洋介さんはたわいもない世間話をしながら安くて美味しいおつまみとお酒を楽しんだ。
イケオジなだけあって洋介さんはお話がうまく、セクシーな声をつまみにお酒が進んでしまった。
酔っ払った頭に洋介さんのセクシーボイスはたまらず、心の声が出てしまった。
「この声、ASMRでずっと聴き続けたい」
「ASMR?よくわからないけど僕の声を聞きたいって事?いいよ、聞かせてあげる」
急に顔を寄せ耳元でささやかれた。
耳元でのイケボに呆然としてる間に会計を済ませて、お店の外にいた。
「じゃ、思う存分声聞かせられるところに行こうか」
そう言うと、シティホテルのグレードの高めな部屋に連れて来られた。
「いい部屋」とまたしても心の声が漏れた。
「ゆかちゃんの声も聞かせてもらいたいからね」
と、バッグハグされながら耳元でささやかれた。
耳元で好みの声にささやかれるなんて腰が砕けそうになる。
「あ、あの!シャワー先にいいですか!」
慌てて大きな声を出してしまった。
「あぁ、シャワーね、いいよ。どうぞ」
さすがのイケオジ。流れがスマートで大人の余裕を感じる。
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