私の恋人は情事の時だけ下の名前を呼ぶ

・作

付き合って半年、身体の関係がまだなかった飯島奈央と御堂武。ついに武の家に泊まることになったが、そういった雰囲気になることもなく、武は先に寝てしまう。自分は本当に好かれているのか不安になりつつも、奈央は一人寂しく自分を慰めるが……

飯島奈央は職場の上司、御堂武と付き合って半年が経っていた。

24歳の女と30歳の男にしてはプラトニックな恋をしてきたと思う。

職場では関係を隠し通し、こっそり休みを合わせて知り合いがいない遠い観光地へ遊びに行ったり、わざわざ退勤後に職場から離れたところで待ち合わせをして夕食を食べに行ったりなど、大人にしては健全な付き合いを続けていた。

武からすれば奈央が年下であるからなのか、少し遠慮気味だった。

それがいよいよ、武の家へ泊りに行くことになったのだ。

奈央はもちろんそんな状況に緊張していたし、当然のことながら真の男女の仲になるものだと思っていた。

思っていたのだが、実際はというと。

「それじゃあおやすみ、飯島君」

御堂はあっさりと眠ってしまった。それはもうあっという間に。

同じベッドで寝てはいるものの、恋人らしい絡みは一切なかった。

いや、寝る前のキスはしたとはいえ、それだけで終わるとは奈央の想定外だった。

「え……はい、おやすみな、さい……」

戸惑いの声で奈央は返事をする。しかも武は奈央に背中を向けて寝始めた。

趣味が筋トレということもあり、30歳になるとはいえ武の背中は逞しい。

その背中に抱き着いて抱いてくださいとお願いすればあるいは、とも思ったが、奈央にそんな勇気はなかった。

「もう……」

少しだけいじけた声を出してみたが、武は無反応である。

そんな状況にさらに機嫌を悪くし、奈央も武に背中を向けて眠った。

「本当に武さん、私のこと好きなのかな……」

学生の延長のような恋を、大人になってからするなんて思っていなかった。

大人の恋はもっと情熱的で、展開が早いのだと奈央は思っていた。

眠ろうとしたのだが、そんなことを考えていて眠れるわけがない。

すっかりそういうことをする思考になっていたし、奈央も年頃の女だ。

一度求めてしまえば、身体は熱を求めて火照っていく一方であった。

増してや、ここは好きな男の住む空間。

武の匂いがするし、近い距離の武自身がいることもあり、奈央の気持ちは昂るだけだった。

「……少しだけなら、いいよね」

そう言って奈央は、静かに自身の秘部に手を伸ばす。

好きな男が触れてくれないのなら、せめて自分を慰めようと思ったのだ。

それを許可するように、武は静かに寝息をたてていた。

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感想・レビュー

1件のレビュー

私の恋人は情事の時だけ下の名前を呼ぶのレビュー一覧

  • 意地悪な年上、最高!

    王道の展開!だがそこが良かったです!
    おじさんに少し意地悪に愛されたい!
    大切にされてる感にキュンとしました!

    6

    匿名 さん 2020年4月22日

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