綺麗になったお前が悪い~高校時代の元カノ~ (Page 4)

「あ…っ!私ばっかり…んっ…だめぇ…っ!」
(それは…)

どうして自分からなど考えるようになったのか。
あかりに旦那がいるからと考えたら、深い嫉妬を覚える。以前は、自分だけのものだったのに。

「…あんっ!石野く…っ」
「…されて喜んでるくせに、何言ってるんだよ」

あかりの脚を開いた。彼女の瞳が期待に光ったのを、見逃さない。脚を開くと下着までがぐっしょりと濡れており、形が丸わかりだ。下着越しに突起を指先で引っ掻く。

「あっ…!やぁん…!」
(こいつ、変わったな)

昔はこんなことされたら脚を閉じていただろうに、あかりは嫌だと言いながらも俺の手を止めようともしない。与えられる快感を受け入れている彼女は、10年前よりも魅力的に思えた。

それが無性に恋しさを抱かせ、クリトリスをいじりながらも口づけることに熱中してしまった。

「んんん…んんんんぅっ…!」

彼女は細かに震え、しがみついてきた。与えられた刺激を俺に伝えるように、俺の背中に食い込む爪は、甘えすら感じさせる。

彼女が愛しくて仕方ない。
はりつめる俺のが限界を訴えている。

「…いいんだろ?」

嫌だなんて言わせない。イったばかりのあかりの顔を覗き込めば、彼女はとろんとした顔で首を横に振ることはなかった。なら、もうこれはいいということだろう。

「あっ…」

下着を脱がせば、太ももまで濡れていた。蜜が濡れそぼったそこに、俺は自身の欲望を押し付ける。すぐさま彼女の中に入ってやりたくなった。

「さとるく…っ!だ…っ」

俺のぎらりとした瞳に瞬間的にあかりは恐れたのだろうか。でも、もう遅かった。彼女はそれが入ってきたことにより圧迫感を感じたのか、またも俺の背中にしがみつく。無自覚だからたちが悪い。

(なんでこんなに…最高なんだ…)

彼女の中は、濡れていて、きゅうきゅうと俺の欲望を締め付けてきて気持ちがいい。昔も彼女の中はこんなだったか記憶に薄く、そんな自分を殴ってやりたい衝動にも駆られたが、すぐに意識は彼女によって戻される。

「うっ…」
「ああっ…!」

あかりにしめつけられ、俺は腰を振る。彼女に誘われるがまま腰を打ち付けると、彼女は高い矯声をあげる。あきらかに感じている彼女の中に欲望を押し付けることで、10年前なんて時間経過を忘れられた。

「さとるくん…っ!!」
「…あかりっ」

俺を呼ぶ声に、愛しさが増していく。制服を着ていた時よりも、なだらかで、なめらかな彼女の体に、欲望のすべてを出し切った。

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