綺麗になったお前が悪い~高校時代の元カノ~ (Page 3)

(俺は何をやってるんだ)

ベッドにふにゃりと横たわったあかりを見て、一瞬冷静になった。

居酒屋から2分ほどの近場のラブホテルに入ってしまった。都内にありがちな狭いタイプのホテルで、ベッドと、向かい合うソファーの距離が近すぎる。

「石野くんー」

けらけらとあかりは笑う。
ラブホテルに入るまで、あかりはこんな調子だった。ホテルのエントランスで部屋を選ぶときも、「えへへ」としか笑わず、俺の手を握りしめただけだった。

「何で拒まないんだよ…」

ベッドに横たわる彼女を見てため息混じりに言った。ふにゃふにゃして間抜けな顔で、緊張感はまるでない。だが、彼女は綺麗だった。白い肌はきめ細かく、赤らんだ顔は色香をはらむ。ぐにゃりとした身体は柔らかそうで、ベッドに横たわっている時点で誘っているようにしか見えない。

「…前にもさー、石野くんと同じ部屋入ったよね」
「え?」
「違うかな?えへへ…似てる気がしたんだけど、私だけかなー…?」

あかりの瞳はとろりと蕩けている。彼女の目が俺を映す。昔のことを思い出しているのか。

「あの時…私……き、だっ…た」

あかりの声がか細くて聞こえなかった。俺はそんな彼女の声に誘われた。眠りそうな声だったけれど、眠らないでほしかった。
間違いでなければ、「好き」という言葉が聞こえたようにも思えた。

「んっ」

俺は彼女の唇を塞いだ。彼女の上に乗り、強引に唇を押し付ける。柔らかな彼女の唇は、抵抗の気配はまるでなかった。

「…ふっ…」

彼女の目は一瞬見開かれたが、その後すぐに俺の頭をかきだき、体を密着させてきた。ふくよかな体が、俺を受け入れてくれたのだ。

(10年前と、まるで違う)

「んぅ」

口づけを交わしながら胸に手を伸ばして揉むと、彼女は甘い声を発し、身体をしならせる。胸は柔らかく、揉んでいると彼女はたまらないとばかりに大きくのけぞる。

(やばい)

羞恥心がありつつも、彼女は快感に素直だった。あかりの身体を貪りながら、俺は段々と自分が酔わされていくように思えた。まるで青年の時のように動きが性急になり、貪欲になっていく。

「んっ…んんん…っ!!んんん…!」

絡ませる舌が深くなり、ブラジャーをずらして胸の突起を指先でいじってやると、矯声があがる。赤く熟した乳首をくりくりと捻り、押しつぶすだけで、彼女の呼吸は乱れていった。

(たまらない)

「あぁ…いしの、くん…っ」

思いは一緒のようだった。彼女は口づけから一瞬逃れると、自分からキスをしかけ、えへへと笑ってきた。そして、自分から張り詰めている俺の欲望を手で触ってきたのだ。

公開日:

感想・レビュー

レビューはまだありません。最初のレビューを書いてみませんか?

レビューを書く

カテゴリー

月間ランキング

  1. 服従エッチ。尽くし癖で振られた私にピッタリな相手は、憧れの上司でした。

    ずっこちゃん69600Views

  2. 仕事中なのに…イケメン営業マンの同僚に密室で弄られ、イカされる私

    タコうさぎ58200Views

  3. 普通のマッサージ店だと思ったら性感帯マッサージだった

    川海月42500Views

  4. オモチャで自分を慰めていたOLが、同じアパートのチャラ男にめちゃくちゃにされちゃう話。

    ずっこちゃん26200Views

  5. 密室と目隠し~憧れの彼にハメられたお話~

    ずっこちゃん23100Views

  6. 大学にOBとして来た彼のにおいに、うずく下半身。ある夜、街中で見かけた彼に、声をかけたらホテルに連れていかれ…

    渚月乃21300Views

  7. 吐息が響く準備室、抗えない指先

    蒼井夜白21300Views

  8. えっちなメイド喫茶で、ご主人様にとろとろにさせられちゃう話

    ユキヤナギ18900Views

  9. 年下の可愛らしいアルバイト君は年上の私に遠慮しない

    mitarashi.nya16300Views

  10. 推しの関西弁裏垢男子に知らないうちに洗脳されて脳イキしまっくっちゃう私

    ずっこちゃん15700Views

人気のタグ

クリトリス クンニ 愛のあるSEX ちょっと強引に キス 我慢できなくて 愛撫 乳首 クリ責め 指挿れ 思わぬ展開 乳首責め ラブラブ イキっぱなし 働く女性 彼氏 ベッド以外 胸きゅん 潮吹き いじわる フェラ 中出し 言葉責め 好きな人 OL 年下クン 年上の男性 スリル ちょっと過激に 挿入なし

すべてのタグを見る