私のパパはハイスペックでサディスティック

・作

21歳の大学生の由佳は、パパ活で知り合った36歳の会社経営者・恵悟(けいご)とのアブノーマルなえっちに夢中。露出、カーセックス、ハメ撮り…彼と関係をもって以来、新たに目覚めた性癖は数知れず。そんな彼女は今夜も裸で助手席に拘束されながら、夜のドライブを楽しむことになり…

「ンぁ…恵悟さんッ…」
「次のサービスエリアまで、このまま行こうね」

深夜帯の高速道路。高級外車の助手席に座らされた私は、赤面しながら俯いていた。

腕は背中で縛られ、脚はヘッドレストと紐で繋がれM字に開かされている。そして身につけているのはロングコート1枚で、それすらも今は前のボタンを全て外されていた。

「ッは、ぁ…」
「由佳ちゃんは、相変わらず綺麗な肌してるな」

胸もお腹も、それから下半身に至るまで。車内で裸体を晒している私は、スリルと羞恥でひどく昂(たかぶ)っていた。恵悟さんは36歳。21歳の大学生の私とはいわゆる『パパ活』で出逢い、月に2回程度デートをしている。

「あと…どれくらい?」
「そうだな…20分、くらいかな」

恵悟さんは大学院在学中に立ち上げたという、通信販売の会社を経営している。高級住宅街に自宅を構え、会社の事務所は都内の一等地。会員制の個室バーで口説かれて肉体関係をもって以降、私は彼の趣味に感化されて新しい性癖を目覚めさせてきた。

「誰かに、見られたら…」
「大丈夫だよ。由佳ちゃんはもう、見られたら嬉しい体になってるから」

そう、恵悟さんの言う通りだ。最初は恵悟さんの自宅の庭から始まって、いまや屋外での露出プレイは私にとって日常化しつつあった。通行量は昼間に比べればずっとまばらだが、時おり並走する車にはドキドキと胸が高鳴る。

「すごい濡れてる」
「ンぁッ…恵悟さんのえっち…」
「えっちなのは由佳ちゃんでしょ?」

ご機嫌な調子でハンドルを握りつつ、恵悟さんは右手を私の下腹へと伸ばしてきた。陰毛をなぞり、そのさらに向こうまで。道路灯に照らされた恵悟さんの指には、私の愛液がたっぷりとまとわりついていた。

「ほら、もう着くよ」

静かに駐車場へと滑り込んだ車は、広い敷地の一番端で停車する。すぐ背後には高い木々が生い茂るような場所で、サービスエリアの建屋からは遠い。だからだろう、周囲に他の車はいなかった。

「由佳ちゃんは、これつけて。俺も少し離れてついていくからね」
「またイタズラするんでしょ」
「気持ちいいこと、するだけだよ」

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