享楽に溺れる後宮の花~前と後ろを同時に愛されて~

・作

柊真(しゅうま)とその側近の藍(あい)は、今夜も後宮で瑞香(みずか)の体を愛し、弄び、思いのままにむさぼり尽くす。前にも後ろにも、大きなモノを咥えながら哀願する瑞香。2人の寵愛を一身に受け、身も心も捧げた瑞香の享楽の一夜をのぞいてみましょう。

「好きだ」

なんて言われなくても。
私たちの気持ちは、確かに繋がっている。

…そう思って今日も鏡に向かう。
心なんていっそ無ければ良いのに。

「寵愛を受けた」という事実は消えない。
でも、その事実だけで一生を過ごすことなんてできるのだろうか。

いずれは、私以外に愛が注がれる時が来る。
その日はきっと、そう遠くないだろう。

後宮の花の命は驚くほど短い。

雑音は聴こえない。
聴きたくない。

だって私は、どんな形であれ。
あの人に望まれ、乞われ、求められている。
その自信だけが私を支えているのだ。

ギュッと唇をかみしめる。
胸の奥がチリチリとする。

トントン

ノックの音に弾かれるように顔をあげると、窓の外に大きな月が見えた。

*****

「瑞香、ほら、おいで」

ヘッドボードを背もたれにして座っている柊真様。
上に跨り、秘部を合わせる。
首に手を回しキスをすると、ビクンと反応があった。

背後から柊真様の側近である藍の手が伸びてくる。
乳首をキュッと摘ままれ、思わず吐息が漏れてしまった。

誤魔化すように柊真様にキスをした。

藍の手は止まらない。
乳房を揉み、乳首を刺激する。

「あっ…」

「瑞香様は本当に敏感ですね」

藍の声に、耳が赤くなるのを感じる。

柊馬様に舌を絡めて腰を振ると、柊馬様のモノが大きくなっていく。
やがてぬるぬるとし滑りが良くなってきた。

「瑞香、そんなにはしたなく腰を振るほど良いの?」

柊真様の声に、慌てて止めようとすると、藍が両方の乳首をキュッと摘まんだ。

「あぁっ」

「瑞香様、もっと激しく動いてください」

リズミカルな刺激に合わせて、必死で腰を振る。

「あっ、あぁ」

だらしなく口が開き、矯声が零れる。
体が熱い。

「藍、交代」

柊真様はそう言うと、ヘッドボードの前に藍を座らせた。

「ほら瑞香、大好きな椅子だよ」

私は言われるがままに藍の上に後ろ向きに座る。
藍は背後から乳房を揉みしだき、乳首への刺激をやめない。

「んっ、あぁ、あんっ」

「瑞香は本当にその椅子が好きだねぇ」

柊真様は目を細めると、私の両脚を大きく開いた。

「瑞香のクリトリス、大きくなってるね…」

敏感な部分にフッと息を掛けられる。

「あんっ!」

思わず大きな声が出てしまう。
声に応えるように、藍の指が激しさを増す。

温かい感触がし、普段は隠れている部分に刺激を感じる。

「もうちょっと大きくしようね」

「…っ!」

クリトリスを吸われて、腰が跳ねた。

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