アイドルとマネージャーの関係を超えて (Page 3)

ピンポーン

私は焦りながら部屋のインターホンを押した。

しばらく待っていると、レイジがドアを開けてくれた。

「入って」

「う、うん…。体調は?大丈夫?」

バタンッ

部屋のドアを閉めるなり、レイジは急にキスをしてきた。

「ちょ、ちょっと!どうしたの?」

「お、俺、最近ずっとしてないから…。我慢出来なくて…。このままだとコンサートに集中できないよ…」

「で、でも…!本番までそんなに時間もないのよ!?こんなことしてる場合じゃ…」

私の口を塞ぐようにレイジはキスを続けてきた。

キスの感じから、いつもと違って余裕が無いことが伝わってくる…。

「美怜さんがしてくれないなら俺…今日はコンサート出ない」

「こら!応援してくれてるファンに失礼でしょ!そんなこと簡単に言わないで!」

私は思わず本気で怒ってしまう。

余裕が無いのは分かるが、トップアイドルとして無責任な行動は許されない。

「ごめんなさい…」

「わかった…。ゆっくりは出来ないけど、エッチしてもいいよ。でもその代わりにコンサートでは最高のパフォーマンス見せてよね」

「もちろんだよ!」

「じゃあベッドに行こう」

私はレイジの手を握り、ベッドまで引っ張る。

そして彼の体を軽く押して、ベッドに座らせた。

「服、脱いで」

私がそう言うとレイジは自分で服を脱ぎ始めた。

その目の前で私もブラウスのボタンを外し、スカートを脱ぐ。

下着姿になった私はさらにレイジに近付いて抱きしめる。

「美怜さん…」

レイジは私の背中に手を回すと慣れた手つきでブラのホックを外し、そのまま胸に触れてくる。

彼の手先は少し冷えていて、体に触れる度に私の体温は奪われていくのだった。

「んっ…手、冷たい…」

「あっ…ごめんなさい…」

「大丈夫…。続けて…」

彼はまるでガラスに触れるかのように丁寧に、優しく触れてくる…。

なんだかそれが擽(くすぐ)ったくて、でも心地良かった。

「んっ…あっ…」

さらに彼は口を開けると、私の乳首を吸い始めた。

私の胸は、レイジの指によって冷えてしまっていたはずなのにじんわりと温かくなっていくのがわかる。

「やっ…あぁ、あっ…あん…」

「美怜さんっ…気持ちいい?」

「う、うんっ…あっん…」

私は胸を弄られながら、レイジのペニスに手を伸ばす。

恐らくツアー中は忙しくて1人でする時間もなかったのだろう。

彼のペニスはいつも以上に大きくなっていた。

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