夜の公園でえっちなお散歩のお仕置き (Page 2)

「ねぇ、本当にこのお仕置きの理由が分かってないの?」

静かにだけど威圧感はそのままで聞いてくる。
だけど本当に身に覚えがない。優は一体何に怒っているの?

「…ごめん」

「はぁ…。今日帰り道何してた?」

今日の帰り道?
聞かれたまま今日の帰り道を思い出しながら答える。

「会社から電車に乗って、最寄り駅について」

「それから?」

「…それから?えっと…」

「男と抱き合ってただろ!」

優とは思えない言葉遣いに驚きながらも、その言葉で納得した。
確かに駅で男性と近い距離にいた。
でも、それは…。

「あのね、優。駅で急いでる男の人とぶつかったの」

「…え?」

「それで私の鞄についているキーホルダーが絡まっちゃって、外してもらってたんだ。確かに距離は近かったけど決して抱き合ってないよ」

呆気にとられている優。
傍から見れば抱き合っているように見えなくもない。
最寄り駅のすぐそばに激安のスーパーがある。
多分夕飯の買い出しをしてる最中にその現場を目撃したんだろう。

「だから、浮気とかは一切してないよ。私には優だけだから」

優の目を真っ直ぐ見つめる。
私の言葉がようやく理解できたのか、優が勢いよく頭を下げる。

「ごめん!」

「ううん。あの距離は確かに勘違いすると思う。こっちこそごめんね」

無事に優と和解できて安心していると、ふとイけなかったことを思い出す。
思い出したら不完全燃焼が気持ち悪く、脚をもじもじと動かしてしまう。

それに目ざとく気づいた優が「酷いことしたお詫びにたくさん気持ちよくしてあげるね」といい私を公園の奥の方へ連れていく。
連れていかれたのは、人気がない静かな場所だった。

「そこの木に手をついて」

言われた通りに手をつく。
手をついた瞬間後ろから下着をズラし一気に男性器を私のアソコに挿入した。

「んぅう!」

声を出しちゃいけない。
そう思い片手で口を塞ぐ。

「そのまま声は抑えてて、さっきはイけなくて辛かったよね。すぐイかせてあげるから」

彼がそう言うと、彼の動きが早くなる。
寸止めされた身体に強烈な快楽が襲い掛かる。

「ん、っふぁ…。っひん…!」

口から小さな声が漏れる。
それでもお構いなしに動く彼。

「気持ちいい?もっと気持ちよくなって」

彼がそう言った瞬間、クリトリスについているローターが再度動き始めた。
━ヴヴヴヴヴ

「んああ!」
思わず片手が口から離れる。

「声抑えないと、いくら人気がないとはいえ誰かに聞こえちゃうよ」

その言葉に再度片手を口にもっていく。
動作を確認すると、優がいいところばかり責めてくる。
その強い快楽についに絶頂を迎えた。

「んんっ…あ!」

「っく!」

優も同時にイったのか、動きが止まる。
私が息を整えている間に後ろから抱きしめられる。

「勘違いで嫉妬して本当にごめん」

「…いいよ。誤解が解けて安心した」

「アキ…。ありがとう…!」

「どういたしまして。…ところで優」

「なに?」

「そろそろローター止めてくれない…?」

話している間もずっとローターに責められていたのだ。
恐らく弱だろうけど、絶頂を迎えたばかりの身体にはキツイ。
そう思い優にお願いするけど、彼が意地悪な顔をしていることに気づく。

「ねぇ、このままつけて帰ろうよ。一番弱いモードだからさ」

笑顔で提案してくる彼の言葉に絶望しながらも、えっちなお散歩がまだまだ終わらないことにまたアソコがじゅんと潤んだ。

Fin.

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