医大生の彼氏にナースのコスプレを強要され…。

・作

医大生の彼氏とデートした夜、いい雰囲気のままラブホテルに入ることに。シャワーを浴びている間に服を全てどこかにやられてしまい、代わりにナースのコスプレ衣装が置いてあった。仕方がなくナース服を着ると、彼氏が白衣を着て待っていた。そこから始まるお医者さんプレイにドキドキが止まらず…。

「水族館楽しかったね!忙しい中連れてきてくれてありがとう!」

「ご飯も美味しかったね。千夏は美味しかった?」

「美味しかったよ!オシャレなレストランで緊張しちゃったけどね」

医大生の彼氏、優一郎との久しぶりのデート。
誘って貰えたときはとっても嬉しくて、今日の為に色々と準備をした。
そのデートも終わっちゃう…。

まだ帰りたくない。

そう思っていたのは私だけじゃなかったみたいで「千夏、ちょっと休憩していかない?」とラブホテルに誘われた。
私は恥ずかしくなりつつも頷いた。

ラブホテルの一室に慣れた手つきで入る。
二人で何度かラブホテルに入ったことがあるけど、未だにドキドキする。
優一郎はドキドキしてるのかな…?

「今日いっぱい歩いたし、先シャワー浴びてきていいよ」

「ならお言葉に甘えて、先入っちゃうね」

こういうちょっとした優しさに惚れて優一郎と付き合ったんだよな。
医大生ってこともあってモテるし、私は少し不安だよ。
なんか受付の人と話してたし…。
少し嫉妬しながらも、シャワーを浴び終わる。

早く着替えて、優一郎に声かけないと…。
そう思い着替えに手を伸ばそうとすると、そこにあったはずのバスローブがなくなっていた。

「…なに、これ」

代わりに置いてあったのは、ナースの衣装。
しかもそれ用だからか、スカートがかなり短い。

「これってそういうことだよね…」

そう呟きながら着替え始める。
ご丁寧にガーターベルトもついている。
もしかしてあのとき、受付の人と話していたのはこのため…?
少しドキドキしながら優一郎の元へ向かう。
━ガチャ

「やっぱり、すごく似合ってるね。千夏」

全身を舐めまわすように見つめる彼もまた白衣を着ていた。
医大生の彼にとってはいつか仕事着になる服なのに。
似合っているのが腹立つ。

「似合ってるねじゃないよ。バスローブどこやったの?あと、私の服!」

「バスローブはこの部屋のどこかに隠して、お洋服は洗濯中」

「用意周到すぎる…」

「お褒めに預かり光栄です」

「褒めてない!」

「ふふ。でもせっかくだからさ、僕のこと先生って呼んでよ」

「せ、先生?」

「そう。その方が雰囲気でるし…ほら、おいで?」

そうやって優しくも強引に誘う彼に逆らえずゆっくりとベッドへ向かう。

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