イケメンな兄の友人とこっそりあまあまなエッチ
数年ぶりの帰省。実家でのんびり過ごすはずが、イケメンな兄の友人恭平とお酒を飲むことに。兄はいつの間にか寝てしまい恭平と二人で飲んでいると、思わぬ展開に…イケメンの甘くて優しいエッチは心も身体も満足させてくれました。
まとまった休みが取れたので、たまには顔を見せようと数年ぶりに帰省した。
「さわ、来てたのか。随分久しぶりだな。父さんも母さんも寂しがっていたぞ」
数年ぶりに会った兄はすっかり大人の男になっていた。
「悪いけど、今から友達と約束あるんだよ。事前に連絡くれれば飯でも連れて行ったのに」
帰省する事を決めたのが急だったため、両親は仕事、兄も今から用事があるらしい。
「今回はのんびりしたいからいいの」
TVを見ながら返事をした。
ピンポーン
「たぶん恭平だ、お茶でも出しといて。俺シャワー浴びてくる」
「え?友達来るなら言ってよ!変な格好してるじゃん私」
すっぴんに部屋着というだらしない格好をしている。
「よろしく」
「もう!」と怒ってみせたが兄はすでにインターホンを繋いでいた。
慌てて部屋に戻り、ちゃんと見えそうな服を着て、伊達メガネですっぴんを隠した。
客人にお茶を頼まれたので、急いでキッチンへ向かい準備をした。
「あ、お構いなくー」と声をかけられリビングを覗くと、兄の友達とは思えないイケメンがこちらを見ていた。
「あれ、妹ちゃん何ちゃんだっけ?久しぶり!」
そう言われて、なんとなく見たことがあるような気がした。兄は小中学校時代、友達をうちに呼んでゲームをしていたことがあった。その中の一人だと思う。
「さわです。兄がお世話になっております」
一応、それなりに挨拶をした。
「さわちゃん、大人になったねーって覚えてないか。3つ下?4つ下?あんまり接点なかったもんね」
「3つ下だと思います。今年26になります」
見れば見るほどイケメンな相手にぶっきらぼうな返事になってしまった。
「26か、最後に会ったのって中学校かな。めちゃくちゃ綺麗になったね、驚いたよ」
「いえ、そんなことないです」
お茶を出す手が緊張で震えた。
「健介来るまで少し話そう」
そう言われて、そのまま向かいに座りお互いの近況を話していると
「悪い、待たせた。行こう」兄は勢いよくリビングの扉を開けた。
恭平はさわに寂しそうな顔を向け、
「残念、続きはまた」
と言って二人とも出て行った。
バタバタして気が付かなかったが、改めて思うとあんなイケメンで話も上手い人が兄の友達なんて正直信じられない。
「恭平さんか、マジでイケメンだったな」
ラッキーと思いながらダラダラと午後を過ごしていた。
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