残業中二人きりのオフィスは危険!気がついたらエッチしてました

・作

営業の拡樹と企画アシスタントのなつみは社内恋愛中。からかわれることが嫌で周りには秘密で付き合っている。そんな私たちが偶然残業になり、社内には二人だけ。何故か拡樹のエッチスイッチが入り、オフィスでエッチなことが始まる。最後までしないはずが結局…

「お疲れー」

聴き慣れた声がし、驚いて振り向くと、社内恋愛中の拡樹だった。

「びっくりした。どうしたの?」

会社でからかわれるのが嫌で付き合っていることは秘密にしていた。なので、業務以外で拡樹が話しかけてくるのは珍しい。現在社内の業務は比較的落ち着いており、この時間まで残業している社員はほとんどいない。そのせいなのか、オフモードのトーンだった。

「なつみが1人なのが見えたから。今日まだまだかかる?」

「うーん、あともう少しかな」

「じゃ、何か食べて帰る?」
「ヤッタ!じゃ急いで仕上げるね!」

「俺も資料見とく」

そう言うとお互い黙々と作業を進めた。

30分程して、なつみは一区切りつき顔を上げた。

早く終わらせたいと集中していたせいか、拡樹がこちらを見つめているのにまったく気が付かなかった。

「ごめん、そっち終わってた?」

「いや、集中してるなつみ可愛いなーと思って」

「何それ、バカにしてる?」

「してないしてない」

軽口を言い合いながら帰り支度をした。

さて帰ろうという時に、突然拡樹がそばに寄って来て

「会社で二人きりでこんな風に話すの初めてだね」と顔を近づけて言った。

急にそばに寄られたので、思わず後退りするとよろけてしまった。

瞬間、拡樹はなつみの腰に手を回し自分の方へ引き寄せた。

「危ないなーそんなに嫌がらなくてもいいじゃん」

「嫌なわけじゃなくて、誰かに見られちゃうよ?」とキョロキョロと辺りを見回した。

「もう誰もいないよ。他のブース真っ暗じゃん。ね、してみたいことあるんだけど?」

「うそ?ごめんね、もうそんな時間?行きたいお店あった?」集中しすぎて時間を見ていなかった。

なつみが慌てて時間を確認しようとすると

「違う違う、したいことはこういう事」と言って、再びなつみを引き寄せキスをした。

なつみは一瞬驚いたが少しくらいいいかと、キスを受け入れた。

と、思っていたが予想以上に長くどんどん濃厚になってきた。

「待って、これ以上は」と唇を離した。

「誰もいないし、もう少しだけ」となつみの身体を抱きしめながら首にキスをした。

なつみは首が弱く、首に愛撫されるとそれだけでイッてしまうのではないかというくらい敏感だ。

「ちょっ、そこダメェ」となんとか拒否しつつも身体がビクンとなる。

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