ケンカの仲直りの仕方は秘密です。
今日は付き合って1年目の記念日。彼の好物を用意して二人でお祝いをしようと思って待っていたのに…急に仕事なんてあり得ない!せっかくの記念日なのにドタキャンなんて絶対に許さない!確かにそう思っていたはずなんだけど…
「え、今夜来れないの?」思わずスマホに向かって叫ぶ。テーブルの上にはたくさんのごちそうがもう用意できている。
今日は私と啓斗が付き合い始めて1年目の記念日。ちょうど土曜だったこともあり、私の部屋でお祝いすることになっていた。
準備もできたのに…仕事で来れないなんて…「啓斗、今日は何の日か知ってるよね?もう準備も出来てるのに…啓斗のバカ!」そう言って通話を切るとスマホをソファに叩きつけた。
本当は私だって仕事してるんだし、仕事の方が大事なのはわかってる。でも今日くらいは私を優先してほしかった。
一人でごちそうを食べる気にもなれず、全部冷蔵庫に押し込んで、ソファに寝転んだ。
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「はるか…起きて…」不意に身体を揺さぶられて聞こえてくる優しい声。啓斗だ。合い鍵で入ってきたらしい。
ふと時計を見上げると日付が変わる寸前の時間を示していた。
「けいと…?仕事は…?」目を擦りながら身体を起こす、随分長く眠っていたようだ。
「急いで終わらせてきたよ。…今日は記念日だから」啓斗も記念日を大事にしていてくれたことを知って嬉しくなる。
でも簡単に許す私ではない。「悪かったって。はるかだって仕事してるんだからわかるだろ?」優しく頭を撫でられながら言うも「わかんない、恋人との約束の方が大事」と素っ気なく返す。
「どうしたらご機嫌を直してくれるかな…」言いながら啓斗は私にキスをする。唇を合わせるだけだったそれはどんどん激しいものになり、舌がお互いの口中に入りぐちゅぐちゅと卑猥な音を立てた。
啓斗の目は既に欲望に潤んでいる。「ね、機嫌直して、はるか…」言いながら、薄い部屋着の上からそっと胸に触れる。始めはそっと撫でるだけ、徐々に胸を掴んでの激しい愛撫に変わる。
いつの間にか服の裾から手を滑り込ませて、啓斗は直接胸に触っていた。「も、そんなことしたって許さない…」しかし身体は正直で啓斗からの愛撫に反応し、乳首は既に勃っていた。
その乳首を啓斗が指先で摘まんだり、離したり、転がすように刺激を与えたり…やめて、気持ちよくなっちゃう…
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