いつもの電車に乗っていたのに、痴漢の手で気持ちよくされちゃうなんて… (Page 2)

完全にスカートの中に手をいれられると、ショーツの上から一番感じやすいクリトリスを擦ってきた。

「いや…」意を決して出した小さな声は、電車の走行音に消されてしまった。

骨ばった指がクリトリスを上下に擦る。始めは嫌悪感しかなかったのに。少しずつ息があがってきてしまった。

まさか。私こんな状況で感じてるの!?

身体に嘘はつけない。ショーツは愛液のせいでべったりとクリトリスも張り付き、その形を露わにしていた。

指がそっとクリトリスを摘まむ。「あんっ!」つい甘い声が出るのを抑えられない。

痴漢も気を良くしたのか。クリトリスを集中的に責めてきた。

膝ががくがくして立っているのが、限界…もう、やめて…。

次の瞬間、クリトリスから指が離れた。よかった、もう終わる…。

でも安心するのは早すぎた。男は鞄から小さな卵型のプラスチック製の何かを取り出し、

躊躇することなくまたスカートの中に手を入れた。

クリトリスに冷たいプラスチックが押し付けられる。これってまさか…。

嫌な予感は当たるもので、ソレは小さく振動を始めた、

初めて与えられる振動にクリトリスは従順だった。膝に垂れるほど愛液を零し喜んでいる。

「きゃ…」必死に下唇を噛んで声を我慢する私。でも限界はすぐに訪れた。

「ああっ!」運よくアナウンスの声でかき消されたけど、一際大きな声をあげて私はイッてしまった。

嘘、こんな痴漢なんかに…。

呆然とする間も、痴漢を捕まえる勇気もないまま、ちょうど着いた会社の最寄り駅で降りる。

ちょっとだけ時間があったから、わが身におこったことを振り返る。

あれは一体なんだったんだろ…でも、あのローター、とっても気持ちよかった…。

スマホを取り出すと、いつも使っている通販サイトからローターを注文してから会社に向かった。

Fin.

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