可愛い年下くんに強引に何度もイかされちゃう (Page 2)
それじゃあ、と別れの挨拶をしようと振り返ると、小さな段差につまずいてしまった。
あっと思った瞬間、よろけた体を年下くんが支えてくれた。ありがとうっとお礼を言いながらも急にドキドキしてきた。
さっきまで“なんの害もないただの隣りのお客さん”だった彼は軽々と私を支えられる力強い男性だった。
何年も感じていなかった“男”の雰囲気に急に体が熱くなる。
「やっと意識してくれましたね。鈍すぎませんか」
そう言い終わるとそっと唇を合わせてきた。
ちゅうっと、閉じたままの唇を優しく吸うようなキスをしてきた。
「嫌なら拒否してください。でも、まだ帰したくないな」
そんな可愛いこと言われて断れる訳がない。返答に困っていると耳元で「合意ってことでいいよね」と腰に腕をまわされ、そのまま歩き出した。
*****
ラブホテルの部屋に入ると、急に恥ずかしくなってきた。
少し冷静になったとはいえ、今更引き返せもしない。でも久々すぎてどう対応するのだったのかも思い出せない。
何か言わなきゃ、とアルコールの抜け切らない頭でグルグル考え、
「手慣れてるね」
スーツをかけている彼の後ろ姿に向かって言ってしまった。
振り返った年下くんが一瞬怒っているように思えた。
「今、酔いさめてますよね。名前教えてよ」と言って近づいてきた。
強く抱きしめられ、耳元で「名前」とささやかれた。
また激しくドキドキしはじめ、小さな声でまゆみだと答えた。俺は壮太(そうた)と言い終わると、唇を吸ってきた。
口開けて、
舌出して、
キスに戸惑っている私は、壮太の言う通りにしてしまう。
舌を吸われたり、舌を絡ませたり、これまで経験してきたキスとは全然違う。
キスがこんなに気持ちいいなんて知らなかった。
初めてのキスにぼぉっとしていると、ブラウスのボタンを外され、ブラも脱がされていた。
耳や首にキスされながらおっぱいを揉まれ、「まゆみさん、綺麗なおっぱいだね」とささやかれ、今までにないほど体が熱くなった。
乳首を甘噛みされ、先端をキュッと吸われるたび、声が漏れてしまう。
息も荒くなり声がどんどん大きくなる。恥ずかしくて口を押さえようとすると、壮太が耳元で「もっと聞かせて」と言いながらグチュグチュと耳の中に舌を入れてきた。
頭の中がエッチな水音でいっぱいで、頭の中だけでなく、実際に体から液体が溢れているような気がしてきた。
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