隣の大学生くんはセックスがお上手 (Page 5)
じゅぼんッと陰茎が引き抜かれた衝撃で、私の陰部からは後を追うように潮が吹き散らされた。
もう羞恥を感じる余裕さえない。
腰から下が痙攣し、口からは意味のない声が漏れる。
開かされ続けていた股関節は痛いほどだ。
企画ものAVの耐久レースもかくや、というくらいずっとセックスしていた。
なのに、私はまだ男の子の名前すら知らなかった。
「そ、いえば、名前…」
息も絶え絶えかつ、掠れた声で私が尋ねると、男の子は「あっ」といった顔をした。
なんなら言葉にも出していたと思う。
「どうりで呼んでくれなかったわけだ…俺、佐伯大和っていいます」
爽やかに名乗った男の子――もとい、大和少年は俯せで横たわる私にのしかかった。
「じゃあ、次は俺の名前呼びながらイッてくださいね」
「え、ちょ、まっ…!」
まさか、と思ったときには、すでに復活した肉茎が私のナカに入るところだった。
軽々しく若者を誘うもんじゃないな、と後悔しながら、私は彼に身を任せることにした。
そういえば彼は、なんで私の名前を知っているんだろう。
浮かんだ疑問は、すぐに泡沫と消えた。
Fin.
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