隣の大学生くんはセックスがお上手

・作

OLの弦弓美笛(つるゆみみてき)は、ある日泥酔して帰宅してしまう。おぼろげな記憶ではなんとか自宅の玄関前まで辿り着いたはずだけど、気がつくとお隣の男子大学生に濡らされまくってて…!?「美笛さんがシテっていったんスよ…」って、そんなバカな!そう思うのに、お風呂で、ベッドで彼と延々えっちしてしまい…。

ぴちゃん、と水の落ちる音を聞いて、私の意識はゆるゆると浮上した。

どうやらお風呂で寝落ちしてしまっていたらしい。

しかし、湯船にはお湯が張られていなくて――。

「あ、起きました?」

「えっ、ひッああああああん!」

後ろから突如響いた低い声を聞いた途端、私は自分でも引くほど大声を出してしまった。

知らない男に全裸状態で抱えられて驚いたから、というのもあるのだが、それ以上に突然とんでもない快楽に襲われたせいである。

後ろから私を包む逞しい腕は、片方は私の下腹――子宮あたりを柔く撫でていて、もう片方の手はなんと脚の間にずっぽりはまっている。

有り体にいってしまえば、私のナカに入っていた知らない男の指が、Gスポットを思い切りえぐったのだ。

どのくらいまさぐられていたのかはわからないが、私の蜜壺は決定的な刺激をくれた男の指にむしゃぶりつき、蜜をだらだら流しながら簡単に絶頂してしまう。

強すぎる絶頂感に頭がふわふわするが、そんなことに構っている場合ではない。

「ッは、はぁ…やっ、なに、誰!?」

「誰って…自分で引き入れたくせに。隣のモンですよ」

「となりって…ぁん!」

困惑する私をよそに、男は指をくるくる動かしてナカを刺激し続ける。

太くて定かではないが、きっと最低でも二本以上の指で、男は私を翻弄した。

肉びらを両側同時に指でこすられ、食べるものを失った膣口が刺激を求めてきゅうっと締まると、容赦なく指が入れられる。

激しく抜き差しされると、じゅぼじゅぼというやらしい音が響いて気が狂いそうだ。

それでもなんとか振り返って見た男の顔は、確かに見覚えがあるものだった。

マンション内でたまに見る、大学生風の男の子である。

もじゃもじゃの黒髪くせっ毛のせいでもさっとした印象だけど、結構良い身体してるなって思っていた人が今、おそらく全裸で、同じく全裸の私に、うちの浴室でえっちなことをしている。

理解が追いつかない私をよそに、男の子はおそらく親指で、私のクリトリスを押しつぶした。

「いッ、ぁああああ――!ら、らめぇッ、さわんないでぇえ!」

「いや、無理っすよ。美笛さん、急に落ちちゃうんスもん。もうぐっちょぐちょでいつでも入れられそうなのに、それでも我慢してたんですから…」

もうイイっすよね…?と甘く囁いてくる声に、だいぶご無沙汰だった私の蕾がきゅんと疼いた。

さっきから私のお尻から背中にかけて当たっている固いモノが何か、なんて初(うぶ)な質問できるはずもない。

ちゅぶっと粘着質な音を立てて、私の蜜壺から男の子の指が引き抜かれた。

抜くときにクリトリスをひと撫でされて、大げさなほどに震えてしまう。

「入れます」

男の子はいうなり、私の両膝裏を掴んで抱え上げ、すっかりぬるついた蕾に凶器のようなソレをあてがったのだった。

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