マッチングアプリの出会い

・作

とあるマッチングアプリで連絡を取り合い、気が合ったので会うことになった由香と彰。彼が指定したバーで待ち合わせ、そのまますぐのホテルに向かうことに。部屋に入ると我慢できなくなった彰に襲われる、魅惑の時間。

「…あの…もしかして、由香さん…ですか?」

私が待ち合わせのバーに入ったとたんに声を掛けられた。
振り返ると、スーツを着た男性が立っていた。

「はい、そうです。…彰さんですか?」

「そうです!初めまして」

丁寧にお辞儀してくれた彼はカウンター席にエスコートしてくれた。

「良かったらこちらにどうぞ」

「カクテル、お好きでしたよね?ここのカクテルは何でも美味しいんですよ!オリジナルもなんでも」

緊張しているのか、少し早口に話し出した。

「そうなんですね…ここはよく来られるんですか?」

はい…と答える彼とやっと目が合った。
清潔感のある外見に見とれてしまっていると彼が口を開いた。

「由香さんは、素敵ですね。お写真で拝見した以上に…」

自分の顔が赤くなるのが分かる。

あまりにもまっすぐ見つめられるので、目を離すタイミングを逃した。

「…急にごめんなさい。アプリで出会ったのに、つい…」

「い、いえ…ストレートで、少しビックリしました」

目が合ったまま、彼が近づいてくる。

「1杯飲んだら、行きませんか?近くのホテルに予約してるんで…」

耳元で囁いた。

*****

彰とはアプリで出会った。

それは恋人を探すためのものではなく、一夜限り希望、アブノーマル希望、不倫希望、そんな一風変わったパートナーを探す為のマッチングアプリ。

私と彼は体の関係のみ、合えば継続希望の募集で出会った。

今夜会うのも、身体の関係前提として。

お互いに独身だけど恋人関係にはならない。万が一合わなければ後腐れなく別れる。

こんなすぐにホテルに行くとは思わなかったが。

*****

本当にカクテルを1杯飲み終わるとホテルに向かった。
ホテルに着くとロビーからエレベーターに乗り、足早に部屋に向かう。

部屋のドアを開けると、彼が中に招いた。

「どんな部屋が良いか分からなくて…大丈夫ですか?」

ジャケットをソファに掛け、窓まで行きカーテンを開ける。
その部屋は最上階に近く、広がる風景は幻想的だった。

「いえ、凄く綺麗です。わざわざ、ありがとうございます」

振り返り、彰さんの顔を見ようとすると彼の顔が近づきキスをした。

「あ、きら…さん…んんぁ」

そのキスはすぐに離れた。

公開日:

感想・レビュー

レビューはまだありません。最初のレビューを書いてみませんか?

レビューを書く

カテゴリー

月間ランキング

  1. 満員電車で痴漢に遭い、そのまま公衆トイレで…

    黒子せな52293Views

  2. 大好きな彼氏に嫌われたくなくて、執事に頼んでエッチなレッスンはじめました。

    八代もも41203Views

  3. マッサージの施術中にいやらしく胸を揉まれ犯される

    黒子せな39220Views

  4. 官能小説を読んでいるのが男友達にバレました

    十月夏葵35917Views

  5. 媚薬を盛られて仕方なくワンナイトのつもりだったのに…

    baisu28216Views

  6. 止まらない振動に快楽堕ち

    天音澪莉22972Views

  7. 別れた元カレの部屋で二人きり。心の中で彼女に謝りながら今夜だけの関係を求めたら…

    八代もも19501Views

  8. 幼馴染と再会し一週間お試しで付き合うことにOKしたけど、キスの先を望むくらい欲情が溢れて…

    八代もも15550Views

  9. アプリで知り合った10歳年上の男性と初めての中イキ

    黒子せな14717Views

  10. 愛し合って、ぬくもりを。

    天音澪莉13967Views

最近のコメント

人気のタグ

クリトリス クンニ 愛のあるSEX キス 愛撫 ちょっと強引に クリ責め 我慢できなくて 思わぬ展開 乳首 指挿れ イキっぱなし 乳首責め ラブラブ 働く女性 ベッド以外 潮吹き 彼氏 いじわる 胸きゅん フェラ 言葉責め 好きな人 中出し 年下クン 年上の男性 ちょっと過激に スリル OL 挿入なし

すべてのタグを見る