合コンに行き、途中で帰ろうとしたら…

・作

数合わせで出た合コン。腹も満たされ、途中で帰ろうとトイレに行き、出たところで合コンで顔見知りになった男に捕まった。いきなり不躾な言葉で誘われ、断ろうと思ったが、気が変わりホテルへ…言葉は強引だが触れる手は優しくて、トロトロに溶かされていく私…

「な、俺とヤらねー?」

「はっ!なに言ってんの?」

会社の同期に数合わせで連れて行かれた合コン。

ある程度、腹を満たしたのでもういいか、とトイレに行くついでにフェードアウトしようとしていた。

それを実行して、トイレを出ると、こうして先程、自己紹介したばかりの彼にトイレの出待ちを食らってしまった。

女には不自由してなさそうな顔。

なにも私をターゲットにしなくても…

断ろうとしたが、気が変わった。

その自信に満ちた顔を、崩してみたいと思った。

彼の腕に自分の腕を絡め、近場のラブホテルに行くことにした。

*****

強引な口調とは裏腹に彼の手の動き、動作は丁重だった。

「キスしても?」

「どうぞ」

ラブホに入るとヨウジは私にそう断りを入れる。

先程の強引さは?その言葉にクスリと笑ってしまう。

「ワンナイトでいやがる女もいるだろ」

「そうね。私は今フリーだし、別にこだわらないわよ」

もっとガンガンくるかと思ったけど、意外なことを聞くもんだ!と、思いながら私から唇を重ねた。

蕩けるようなキスで、力の抜けた私の身体。

その後も優しく服を脱がされ、胸も優しく愛撫され、性感帯を引き出されていく。

女の身体の良い場所を弄ぶその慣れた手付きに軽い嫉妬を感じた。

「気持ちよくない?」

「気持ち…いいよ…」

心地よい手の温もりと愛撫に心までトロトロに溶かされて、自分の方から胸だけでないく、こっちも…とヨウジの手を自分の秘部に導き、淫らに彼におねだりをした。

クチュリ、水音がたちゆるゆると指が秘裂を往復する。

「優しく…しないで…いいから、もっと激し…く…」

言葉の途中で、ズポリと秘部に指が挿入されジュボジュボ激しく責め立てられる。

「煽ったのはそっちだからな…覚悟しろよ、カオル…」

あ、私の名前覚えてたんだ…

そんな風に蕩けながら思えたのもそこまで。

次の瞬間から私のなけなしの理性は吹っ飛んでいた。

「ゃ、ゃ…もう、だめ…ゃだ…ヤメて…」

「だから、ヤメてやらねっていったばかりだろ…」

両脚を顔の横まで持ち上げられた格好の私に、上から叩き付けるように腰を落とすヨウジ。

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