毎週金曜日、バーにいる推しメンと濃厚えっち
行きつけのバーで、好みの男性を見つけた平野琴子。毎週金曜夜、仕事帰りに立ち寄っては、彼を肴にお酒を飲むように…。それが、気がつくと彼に喘がされていて!?「明日は休み?」…って、そうですけど、こんな激しいエッチをするだなんて聞いてない!予想以上にオラオラ系だった彼に、奥の奥まで責められちゃうなんて…。
ちゅくちゅく音がする…。
なんだかおっぱいがくすぐったくて、アソコがじんじんと疼く…。
寝起きで覚醒しない頭、というより、夢の中で見えない手に愛撫されてる感じだ。
乳輪ごと吸われ、まるで誰かの口の中にある舌で、ぺちゃぺちゃ舐められてる感覚に、私は脚を擦り合わせようとした。
だが、何か大きいものが脚の間に挟まっていて、閉じることができない。
それどころか、不意にGスポットを強く押されて、私の口からは嬌声が飛び出した。
「ぁああんっ!や、やぁ…」
「まだ寝るの?ここ、ぐっちょぐちょだけど」
耳元で、男性がせせら笑う気配がした。
私の目はまだ開かないけれど、この声は知ってる。
最近よく行くバーで、かっこいいなと思ってる男性のものだ。
いつもカウンターの奥の席に座ってて、バーテンさんと話してる…。
私が思い出している間にも、不埒(ふらち)な手は私の胸を揉みしだき、指でアソコを好き勝手に掻き回す。
この人、上手だ…よくあるピストン的な動きじゃなくて、クリトリスを手のひらの親指の下辺りでグリグリ刺激してきて、ナカに収まった太い指は、Gスポットを丹念に擦ってくる。
直接的な快楽と、じんわりと溜まってくる快感両方に襲われて、私はいやいやと頭を振った。
「やだやだって、自分から誘ってきたんじゃない。ねえ、そろそろ入れてもいい?」
宥めるように、ナカの指が抜かれた。ちゅぽんっという水音を響かせた私の蜜部は、大洪水状態だ。
とろとろと溢れているであろう愛液を、ナカへ戻すように大陰唇にくちゅくちゅ撫でつけられる。
その指で割れ目をぱくぱく開閉されて、私は思わず腰を揺らした。
「…れて…い、れて…んんっ、ぁん…」
「欲しいの?」
「うん…」
私は素直に頷いた。
だって、これは夢だもん。
恥ずかしいほどエッチな夢だけど、気持ちよくて最高…。
元カレとの最後のエッチは、うっかりするともう年単位で前のことになるし…。
それに、あの人に抱いてもらえるなら、ずいぶん役得な夢だ。
吉夢といってもいいくらい。
でも、夢でイッちゃいそうになるなんて…。
「じゃあ、遠慮なく…!」
ずぷぷぷぷっ、と圧倒的な質量がナカに入ってきて、私の意識は強制的に覚醒した。
こんなの、オナニー用に隠し持ってるディルドよりも…元カレよりも全然大きい!
どちゅん!と当たったのは、きっといわゆるポルチオ…子宮口だ。
「なっ、ああああああああ!んぅっ、ああああああん――っえ?」
「あ、やっと起きた?」
目を開くと、ラブホっぽい内装と――片想いしてた彼が、汗だくで私を見下ろしていた。
どうやら私は、名前も知らないこの人とエッチしていたらしい。
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