会社帰りの寄り道は
仕事で溜まったストレス発散にはカフェで甘いものが一番!今日もカフェに寄り道して帰ろうとすると、憧れの上司に遭遇。彼にお家に呼ばれてついて行っちゃったわいいけど…!ベットでトロトロにされちゃうお仕事頑張る女子の甘々ストーリー
仕事で溜まったストレスは、あまーい物に限る!
「はぁーっ体に悪いってわかってるけど、甘いドリンクってほっとする~」
ここ数ヶ月、会社帰りはすっかりカフェに寄ることが日課になっていた。
「だいたい、教えてもらってないことなんかできるわけないじゃん!わからないから聞いてるのにぃいいい」
手帳を見ながら思わず声をあげてしまう。
焦って周りを見渡すが、もう22時近い夜も遅いせいか、他の来店客は誰もいないことが救いだった。
「…だめだなぁ、私」
――そうなのだ、最近仕事で上手くいかないことが多く、ストレスが溜まっている。
思わずため息が零れる。
「柏田さんは、頑張り屋さんですからね」
「わ、わたなべさん!」
声のする方を見ると、会社の上司の渡辺さんが目の前に――
「お隣、いいですか?」
「も、も、もも、もちろん!」
渡辺さんは社内でも人気の男性社員で、仕事もできて、スラリとした見た目で、そして、ハンサムだ。
私は去年、この渡辺さんの部署に異動ができて思わず小躍りした。
「すみません、上司である僕がきちんと管理できていないから、しわ寄せが」
「あ、いえいえ、いいんです、ただ、聞いても答えをもらえないことが多くて、悩んでしまって」
「そうでしたか…」
「お詫びといっては何ですが。柏田さん、この後時間はありますか?」
「え、あ、はい」
「僕の家でお食事などいかがでしょう?」
*****
「ンンンンンっいくぅうううっ」
――アレ?なんで、こんなことに?
ホイホイついてきてしまった渡辺さんの家で、渡辺さんの手料理を堪能して、からの、からの、か、ら、の?!
「んんんっあああっ、わ、わたなべさ」
渡辺さんの頭が私の脚の間から見える。形のいい鼻がちらりと見える。
――あ、お酒、そう、お酒飲んだんだ、それで眠くなっちゃって、渡辺さんに私、思わず甘えちゃって。
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