閉じられた世界で愛し合う
美しく聡明な女性さつきは、一流大学を卒業するも、親の期待に応えることが出来ず、悩んでいた。そんな彼女は都会の喧騒を離れ、とある山奥の屋敷にてメイドとして働くことになる。自分の雇い主である美青年・浅岡と愛し合うようになり、2人は淫らな時を過ごすことになるのであった。
「さつきくん。しゃぶって貰えるかな?」
そう言って修也は、リクライニングチェアに腰かけたまま、スラックスを下ろし立派なペニスをボロンと露わにした。
メイドであるさつきは、命じられるがままに「かしこまりましたご主人様」と言って、メイド姿のまま勢いよく修也のモノにむしゃぶりつく。
もう何度もこのように修也にフェラを行っているため、どうすれば主人の彼が喜ぶのかを、さつきは熟知していた。
まずペニスを口に含んだら、喉奥まで当たるように咥えこみ、頬をへこませて勢いよく棒をしゃぶりあげる。
唾液を用いて「ジュルジュル」とイヤらしい音を立てつつ、フェラの最中は必ず、修也のことを上目遣いで見つめるのがさつき流のフェラチオだ。
修也いわく、ペニスを咥えられながら、美しいさつきに見つめられると、それだけで堪らなくなってしまうらしい。
現に今も、修也は気持ちよさそうに上を向いて、喘ぎ声をあげている。
「いっ、いいよ…さつきくん、すごく気持ち良い…!」
「本当ですか?ご主人様…。良ければお口でザーメン出してくださいね」
こうして修也が喜んでくれるのは、さつきとしても嬉しいことだった。
何故なら2人はただの主人とメイドではなく、紛れもない恋人同士だったのだから。
*****
「T大卒業後、S商事に勤務ね…。そんな優秀な人が、うちで住み込みメイドなんてしてていいの?」
さつきの履歴書を見ながら、雇い主である浅岡修也はどこか訝し気な視線をこちらに向けてきた。
てっきり、雇い主は高齢男性だとばかり思っていたため、さつきは面食らった気持ちで、面接に挑んでいた。
目の前にいる修也は、さつきより4つ年上の現在28歳。
父は大金持ちの資産家。母はフランス人モデルの間に生まれたハーフで海外留学経験あり。
オマケにルックスは超美形で、鳶色の瞳とこげ茶色の髪が、嫌でも人の目を引く。
「何もかも持って生まれた」そんな存在であるにも関わらず、修也は物事に対してどこか冷めているような印象をさつきは受けた。
だが、今は面接に集中しなければと思い直し、さつきは口を開いた。
「はい…。いざ勤務してみたら、会社勤めは私には合わないとハッキリ分かりました。でも、雇って頂けたら、精いっぱい勤めさせて頂きます」
「じゃ、脱いで貰おうか」
「え?」
予想外の言葉に対し、目を丸くするさつきに対し、修也は淡々と告げる。
「だってメイドになるってことは、主人である僕の言うことを聞くってことだよ?それが出来なきゃ雇えない」
確かに、修也の言う通りだ。
どちらにしろ、全てに疲れ切った自分にとって、他に働く当てもないのだ。
「分かりました」と言ってさつきは、着ていたスーツをその場で脱ぎ始めた。
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