犬猿の仲

・作

同じ会社に勤める植村と私は犬猿の仲。顔を合わせれば一触即発。しかし、帰宅すれば体を重ねるような間柄で…?!強気のキャリアウーマンとオラオラ系いじわるわがまま男との帰宅後フローリングで強引Sっ気責めSEXに絶頂!

「植村さん、前回もこのクライアント様から指摘が」
社内の全体総合会議。
その会議に使われる会議室は広い。
木目の壁と黒いテーブルが社長室のように高級感を漂わせている。
新調された椅子もクッションがふかふかだ。

去年盛大な改装で綺麗になったわが社のオフィス。
汚れきったフロアとよどんだ空気もなくなって、風通しが良くなった。
が。

「あー、それね。打ち合わせの時に言ったんだけど」

植村の発言で、営業の川上さんは青ざめた顔になる。
場の空気が凍りつく。

私は追い打ちを掛けるように川上さんに助け舟を出すため植村に攻撃を仕掛ける。

「川上さん。そのご指摘って前回も植村さん言われていましたよね?」

「え、あ…はい。3か月前も…」

「植村さん、“言ったっていう調書や録音撮ってください”っていつも私からも言っていますよね?」

植村は舌打ちをして、鋭い目つきで私を睨む。

「しゃしゃってくんな勉強不足が」

「うるさいんだよ口だけ男」

そう、私たちは犬猿の仲―――

*****

「っん、あ、いたいよちくびかまないでっ」

「お前さ~会議の時、俺にだけ悪態つくのは意識して?」

仕事が終わり、私の家に二人でなだれ込む。
玄関先でキスをして、深く舌をからめ合えば縺(もつ)れるようにフローリングに倒れ込んだ。

「自意識過剰すぎ、事実を言っただけ」
私のストッキングを脱がす野蛮な手の男。
「…ッ」
くすぐったくて思わず声が漏れる。

「興奮してんの?」

「――んッ」

ピンっと立った乳首を指でパチンと弾かれる。
植村は私より先にこの会社に入社していた男だ。

「思い出した!あんたから来る仕事本当にろくな仕事ない。もっとちゃん、っん!」

胸にキスをして、私の秘部から垂れる愛液でクリトリスを転がす。
この男と出会ってから、仕事でもプライベートでも翻弄されっぱなしだ。

「俺に文句言うの、お前くらいだよ」

再び乳首に歯をたてられ甘噛みされる。
痛い刺激がじんわりと気持ち良さに変わって体に広がっていく。
体に広がる刺激は、私の恥ずかしい部分に集中して熱を熟む。

「んんんっ」

膣の中に指が入ってくる。
植村のゴツゴツとした太く長い指が私の中を動きまわる。

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