クールな同僚の甘いおねだり (Page 4)
私が足の力を緩めたタイミングで、柏木君がスルリと下着を脱がせる。彼がそこにそっと指を這わせると、ハッキリと音が聞こえた。
「グチョグチョいってる」
「やっ、いわないで」
「どうして?嬉しいよ」
柏木君はそのまま、ゆっくりとクリトリスを上下に擦った。
「…っ、あ……っ」
「気持ちいい?」
ギュッと目を瞑って、コクリと小さく頷くのが精いっぱい。
「エリ、目開けて?」
「え?」
「今日はちゃんと、覚えててほしいから。俺から目、逸らさないでほしい」
「そ、そんな」
「ね?お願い」
そういいながら、柏木君は指の動きを早めた。クリトリスを擦ったりこねたりしながら、もう片方の指は円を描くように入口を刺激している。
「あぁ…っそれ、ダメ…っ」
「目、開けて?」
どうしてか、その艶やかな声には抗えない。恥ずかしさを必死に押しのけて、ゆっくりと目を開ける。
少しだけ眉根を寄せた柏木君と視線が絡んで、キュッとナカが締まったのが自分でもわかった。
「トロトロで可愛い、ホントに」
クチュッ、クチュッ、グチュン
指の動きが、速くなる。クリトリスの皮をめくって、そこを重点的に擦られた。
中に侵入してきた指は決して速いわけじゃないんだけど、しっかりと上の膣壁をピンポイントでトントンと刺激されて。
気持ちよすぎて、恥ずかしいのに声が抑えられない。
「あ…っあぁ……っ、も、ダメ…イッちゃ…っ」
「いいよエリ、このままイッて…っ」
「あぁんっ」
視線を絡めたまま、私は達してしまった。息も整わないうちに柏木君にまたキスで唇を塞がれる。
「ふぅ…ん…っ」
「イッてる顔も、最高に可愛かった」
そっか私、柏木君と見つめ合いながらイッちゃったんだ。恥ずかしすぎる。
「エリ…もう、中に入りたい」
柏木君が、乱暴に眼鏡を外す。初めて見る彼の本当の素顔に、ますます胸の鼓動が早くなった。
「いい?」
「え、っと…」
このまま、最後までしてしまっていいのだろうかという気持ちは、正直拭えない。
だけど、柏木君とひとつになりたいと疼く私も確かにいて。
「私も、柏木君に入れてほしい」
普段の自分からは、考えられないような大胆なセリフを口にした。
朝の明るい時間にこんなこと、恥ずかしくて泣きそうだ。
だけど今は、この人にすべてを捧げたい。
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