彼の送別会のその後は…
今日はバイトの彼の送別会。1週間前に私は彼に意味深な言葉で誘われていて…冗談だと思っていたのに彼は本気だった。思い出が欲しいと言われ、ホテルについて行き、旦那とは違う男に激しく抱かれ、気をやってしまった私は…
――タカヤ君、この後大丈夫かしら…
今日はタカヤの送別会。来月からタカヤは就職前のインターンシップに入るため、ミキコがパートで働いている喫茶店のバイトをやめる。
――あの言葉は本気だったのかしら
1週間前に、ミキコとシフトが重なった。パートが終わりロッカーで帰り支度を始めていたミキコに休憩に入ってきたタカヤが言った。
「来週の俺の送別会、予定ありますか?」
「ん?送別会に出席するってオーナーには伝えたよ。どうしたの?」
「そ…の…後の予定なんかは…」
「その日、私が送別会出るって言ったら旦那が、じゃ俺実家に返ってゆっくりするから私も楽しんでおいっでって、だから2次会があったら行けるよ!」
「そうですか…じゃ、その後俺にミキコさんの時間を下さい。」
――………あれってどういう意味だったんだろう?
1週間前の出来事を思い出していたミキコは送別会が終る挨拶で我に帰る。
2次会はないらしい…。後片付けを皆で済ませ終わった人からそれぞれに帰っていく。
ミキコも帰り支度が済み、オーナーに挨拶をして家に帰ろうと店を出て歩きだした。少し経ったところで見知った影が佇んでいる。
「約束、覚えてますか?」
タカヤはミキコの手を取り、歩きだした。
*****
ミキコはタカヤが自分をどんな気持ちで見つめているかはそれとなく気づいていた。
ミキコもタカヤのことを年下だが、男として意識していた。
だから、ホテルまでついてきた。
「本当にいいんですか?」
「今更?タカヤ君がココから離れる前に私との思い出が欲しいって…いいよ、来て」
「ミキコさん…」
「今だけはミキコって呼んで…」
「…っくっ…」
微笑んで両手を広げたミキコにタカヤは荒々しく唇を塞ぎ、ベットに押し倒す。
タカヤは早急にミキコの中に押し入って来たが、普段と違う相手、背徳感も伴いミキコの身体は反応して難なくタカヤの欲を受けとめていた。
「…ぁっ、ぁぁ…そ、そこっっ…」
ハアハアと荒い呼吸でパンパンと腰を激しく叩きつけるタカヤ。
ミキコはグチュグチュと蜜口で受け入れ、甘い吐息とともに嬌声を奏でる。
室内に籠もる淫靡な空気と若い雄の熱気にミキコは酔いしれていた。
「あ、ぁぁ、ミキコ…ぉ、俺…」
「んふっ…ぁ、ゎ、たしも…ぃくッッ、ぃく…タカヤ、ゃゃっっっ…」
ドピュドピュと子宮口に膜越しに熱した精を受け、ミキコはビクビクッとお腹を痙攣させイッた。
レビューを書く