大好きなお兄ちゃんと久々の再会。秘めていた思いが燃え上がって… (Page 2)

「ん…」

お兄ちゃんのごつごつした手が私のアソコを撫でる。

私から何度もキスをする。

泡で滑る体と密着しているのがなんだかちょっと笑っちゃうくらい楽しい。

お兄ちゃんのもう一つの手は私の腰をがっつり掴んでいる。

トロトロと私の中からあふれていくものが、お兄ちゃんの指を濡らす。

「ねえ…もう準備万端だよ?」

そういって私はお兄ちゃんの股間に手を伸ばす。

すっかり妹で硬くなったお兄ちゃんのそれを優しく包む。

「いや、その、やっぱり…」

「私の体、こんなにしておいて、やめるなんて許さないんだから」

ためらうお兄ちゃんを無視して私はお兄ちゃんのそそり立っているそれを自分の秘部にあてがう。

「ま、待て、蕾!」

「…お兄ちゃん、私とするの、嫌?」

「嫌じゃない。嫌じゃないから…俺から、入れさせてくれ」

「…うん!」

顔が自然と明るくなる。

私はマットの敷かれたお風呂場の床に座って脚を広げた。

「ふー…」

お兄ちゃんは息を吐くと観念したように私に覆いかぶさった。

泡だらけの体がヌルヌルとくっつく。

私の中に、お兄ちゃんのが入ってくる。

「んっ…」

「痛いか?」

「だ、だいじょうぶ…」

あんまり大丈夫じゃない。

声がふるえる。

お兄ちゃんは私の頭を撫でた。

「…ゆっくりするから」

やめるという選択肢はないらしい。

それが、嬉しい。

おおきい。お兄ちゃんのおおきい。

ぐいぐいと中に入ってくる。

「お兄ちゃん…お兄ちゃん!」

喜びと快楽で私は叫ぶ。

「蕾!」

お兄ちゃんがぎゅっと私を抱き締める。

私の初めての部分をお兄ちゃんが突破してくる。

「あっ…」

衝撃に脱力する体をお兄ちゃんが支えてくれる。

お風呂の湯気がやけに目についた。

「…だいすき」

そうポツリと呟いた後はもう私は、なされるがままになっていた。

だんだん激しく動くお兄ちゃんに、翻弄されながら、私の意識は遠のいていった。

*****

「…あー」

お兄ちゃんのベッドで目を覚ますと、お兄ちゃんが頭を抱えていた。

「えへへ」

照れ笑いを浮かべて、私はお兄ちゃんに抱きつく。

「お兄ちゃん大好き」

「それは昨夜にいっぱい聞いた」

「そうだっけ?」

後のことはもう覚えていないけど、喉がちょっと枯れているから、よっぽど喘がされたみたいだ。

「お兄ちゃん…たまってた?」

「…彼女いない歴年の数をなめるなよ?」

「お兄ちゃんシスコン過ぎて恋人できなかったもんね」

「うるさい」

「…大丈夫、私が就職したら、毎晩、相手してあげるからね」

「…そのためにはまず就活な」

「はあい」

素直に返事をすると、ご褒美のキスが降ってきた。

そのキスに答える。

もっとくっついていたいけど、そろそろ、出掛ける準備をしなくちゃいけない。

お兄ちゃんとの上京生活のためにも。

私は朝の光の中、体を起こした。

Fin.

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