会社帰りの寄り道は (Page 3)

肉棒が、私の入り口に触れる。

「ン、んんっ」

ゆっくりと渡辺さんが私の中に入ってくる。
指よりも少し圧迫感のある渡辺さんの大きなペニスが少しづつ中に進んでいく。

温かい肉棒が私の膣の中を埋めきる。
膣内は自分でもわかるほど、きつく締まる。
クリトリスを責められ何度もイッてしまったおかげで、ぴったりとペニスに吸いついている。

「んっぁ」

ペニスは色々な角度を突きながら、優しくゆっくりと渡辺さんがスライドを始める。
渡辺さんの黒目がちな綺麗な瞳が私を捕える。整った顔に心臓がドキリと跳ねる。
長いまつ毛が頬に影を落としている。

―セクシーすぎる!かっこいい…イケメンが、私に…!
こんなありがたいことが起きるなんて、夢にも思わなかった。

渡辺さんが私の上で動く。温かさと心地よさ頭がいっぱいになり、どうにかなりそうだ。

「―ッあァァァァッぅんッ」

上壁のほうをこすられると、ビリッとした気持ちよさが体に走り思わず自分でも意図せず大きな嬌声を上がった。

渡辺さんは私の脚を掴み、大きく左右に開いた。

「ぇ―ッぁああっだめぇぇぇえっ」

左右に開くと、嬌声をあげてしまった気持ちいい部分をズンズンと突き進むようにピストンされる。

「だめぇっわたなべさっだめえ、わたし、そこっよわいっよわぃっつぁあッ」

愛液による水音とパンパンっと子宮に届く音が、渡辺さんの香りでいっぱいの部屋中に響きわたっている。
私の膣内は、普段オフィスで爽やかに仕事している、笑顔が素敵なイケメン上司の硬くて太いペニスで犯されている。

私は気持ちよさから逃れたくて腰を浮かせてしまう。
優しくて、穏やかな彼に今、腰をがっちりとホールドされ、気持ちよさから逃げることを許してはもらえなかった。

「んんっ感じすぎて、もうだめぇッイクぅ」

腰が快楽へ呼ばれるようにスピードへ着いていこうと動いてしまう。
私の膣は彼の大きな肉棒を喜ばせるようにさらに収縮を繰り返す。我を忘れて叫びたくなるほど気持ちがいい。
渡辺さんの腰の動きはさらにスピードをあげる。

「ぁああっイッイクぅうううッ」

硬くなった渡辺さんの肉棒で奥を突かれる。
パンッと頭の中が弾けるような快楽を感じた。

*****

――やばい、エッチの相性最高だった。こんなにイッたの初めてだった…。か、完全にされるがままだった…。

「仕事ができる男は、エッチもうまいんでしょうか…」

「よかったですか?それは、嬉しい」

「え、私、声に出てました?!」

渡辺さんが微笑む。

「柏田さん。今度から、寄り道は僕の家に是非」

そう言うと、銀に光る鍵を私の掌に置いた。
掌で、キラリと渡辺さんのお家の鍵が光った。

Fin.

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