熱帯夜のふたり~漏らしちゃいけないあえぎ声。なのにいじわるな彼が激しく突き上げてきて…~ (Page 2)

「パンツ、脱がせて?」

「はいはい」

起き上がりながら、弘のジットリ濡れたパンツを脱がせる。
屹立したペニスの上に、美里は蜜口をあてがった。

「ああ…」

ぐいぐいと下から侵入してくるペニスを膣が悦び、迎え入れる。
美里の最奥部まで収まった弘のペニスは、美里の中で熱を持っていた。

「突き上げるぞ」

「うん…」

弘が腰を使って美里を突き上げる。
ぐちゅぐちゅと美里の中をかき乱す水音が聞こえる。
水音が外に聞こえやしないか。美里の背筋にぞっとするものが走った。

「あっ…あんっ…ダメッ…」

声が出るので、美里は手で口を押さえた。
弘の口元がニヤリと歪んだ。

「声出せよ」

そう言うと弘は上半身を起こし、美里の両手を無理矢理絡め取った。
恋人つなぎをして、また寝転がる。

「は、離して…」

押し殺した声で抗議するも、弘は聞きもしない。
いやらしく美里の手の甲を指で愛撫した。

「んんっ!?」

「イイだろ、これ」

「んん…!」

「口開けよ」

必死に唇を噛み締めて、声を我慢する美里に、弘は次の一手を打った。

「しょーがないな」

そう言って、弘はまたも腰を突き上げた。

「あっ!?」

先ほどよりも鋭く激しい衝撃に美里はのけぞった。

「あうっ!ひっ!ああんっ!」

「気持ちいいだろ、気持ちいいと声出ちゃうよな。出せ、出せ。思いっきり愛らしい声聞かせろよ!」

「バカっ!いやっ!ひんっ!」

最奥、ポルチオを突かれ、美里は大きく体を揺らす。
汗が飛び散るのを弘は満足げに眺めていた。

手を離しても、もう美里には手で口を押さえる余裕はない。

「イっちゃ、イっちゃう!」

美里はイキ狂いながら自らも腰を揺らした。

「出す!出すぞ、美里!」

「だ、だめ…今、今、出されたら…!」

「我慢できない!」

「きゃああっ!」

弘のペニスから精液が美里の中に発射された。
奥に注がれる感触に美里はブルリと体を震わせた。

「あっ…あっ…」

ぐったりと弘の上に汗だくの体を預けながら、美里は意識を失った。

「ん…」

目を覚ますと裸の体にはタオルケットが被さっていて、機械音が聞こえてきた。

「エアコン…?」

顔を上げると壊れていたはずのエアコンがうるさいくらいの音を立てて、稼働していた。

「弘!?」

「あはは、たまにはよかっただろ?聞こえちゃうかもセックス」

「バカー!」

床に座っている弘に枕を投げる。

「いてて…」

枕の当たった頭をさすりながら、弘がタオルケット越しに跨がってきた。

「二回戦しよーぜ。今度は気兼ねなしに声上げてさ」

「バカ、ホント、バカ」

「はいはい」

ニッコリと笑って弘はタオルケットを取り去った。

Fin.

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