友達と長電話をしていると、嫉妬した彼があそこに手を伸ばしてきて… (Page 2)
私は唇を噛んで声を我慢し、友人の話に神経を集中させる。けれど、抗いがたい快感が襲ってくるのは否めない。
「ん、ぅ…」
声が出そうになると、通話口を押さえた。
「あ、宅配便が来たからちょっと待ってて!」
途端に友人が大きな声を出し、電話を机に置く音がした。
「したくなったんだろ?」
礼央くんが耳元で囁き、指の動きを急に早める。下着を下ろされ、脚を大きく開かされた。
「だめ、やめて」
「電話しながら興奮してる杏菜ってエロい」
礼央くんは私の話を無視して、クリトリスを強く擦る。愛液が飛び散って床を汚した。
「やぁあっ…汚れちゃうよ…」
彼は「後で綺麗にするから」と言って、さらに指を奥深くにまで侵入させる。
「あっ、あぁっ…ああんっ…」
指が何度も出し入れされる度に、くちゅくちゅと卑猥な音が響く。
こんな音、友人には絶対に聞かせられないと思った。
「杏菜、クリトリスいじられるのが気持ちいいの?」
礼央くんが耳たぶに唇を這わせながら訊ねる。私は頷いた。
「あああっ!ああああっ!」
滑らかな指使いでクリトリスを刺激され、あっという間に絶頂に達してしまう。
けれど、私の身体が痙攣しているのもお構いなしに、礼央くんは動きを止めない。
「もうだめ、だめだってば…」
「友達に言ってみろよ。自分は電話しながらクリトリスをいじられてイッちゃったって」
「何言って…ああんっ!」
礼央くんは私を四つん這いにさせて、お尻を高く持ち上げる。私は電話を手にしたまま、床に顔を伏せた。
「ごめんごめん!宅配の人、たまたま知り合いでちょっと話しこんじゃってたよ!」
その時、友人の明るい声が聞こえた。
「ああ、大丈夫だよ」
「それでさっきの続きね。一人でしちゃうと、逆にイッてからじゃないと眠れなくなっちゃってさー」
「うん。…一度イクと、眠くなるよね…」
答えると同時に、私は自分の口をふさぐ。礼央くんが、今度は後ろから指を入れてきたからだ。
「…っ…ぅ」
「そうそう。疲れるからかわかんないけど、割とぐっすり眠れるなー」
さっきとは違う角度から指を動かされ、礼央くんがお尻にキスをしてくる。
身体がビクッと跳ね上がり、鳥肌が立った。
「ねぇ、杏菜どうしたの?」
「え…何が?」
「何だかちょっと苦しそうな声がするから。もしかして、お酒飲んで酔ってる?」
「ん…っ、少し、だけ…でも大丈夫。ごめんね」
「ううん!私もこんな長話しちゃってごめんね!聞いてくれてありがと!」
私が明るい声で「気にしないで」と言うと、ようやく通話が終了した。
安心したのも束の間、彼が私の手から電話を奪い取り、今度は仰向けにさせられた。
「お預け食らった分、今から楽しませてもらうから」
にっこり微笑む礼央くんはそそり立ったモノをすでに出しており、私は頷くと、自分の脚を大きく広げて彼を迎え入れた。
Fin.
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