高校時代、ずっと憧れていた先輩と偶然に再会して、初恋の続きをすることに

・作

高校生の時、ずっと憧れていたひとつ上の先輩と、偶然に再会した私。以前は綺麗な恋人がいた先輩も、今は一人。昔の想いがよみがえり、その場で告白。想いは実り、先輩にバージンを捧げる。

仕事帰り、街で偶然、高校時代の先輩と再会した。

「大地先輩ですか?わあ、お久しぶりです」

「真咲か?何年ぶりだろうな。元気だったか?」

「はい!」

高校生だった頃、私はずっと先輩に憧れていた。

でもその気持ちを打ち明けたことはなかった。

その当時、先輩には付き合っている彼女がいた。

彼女は先輩と同じ学年で、とても綺麗な人だった。

読者モデルとして雑誌に載ることもあったらしい。

ふたりが一緒にいる様子はまるでドラマのワンシーンのように素敵で、他人が割り込めるような雰囲気ではなかった。

「よかったら、一緒に飯でも行こうか」

「はい、行きましょう!」

先輩が連れていってくれたのは、家庭的な雰囲気の小料理屋。

美味しい料理と高校時代の懐かしい思い出話で、ついついお酒の量も増えてしまう。

「先輩、あの時の彼女とは……」

「もう別れた。お互い、仕事で忙しくなって、逢う機会も減っていってな。自然消滅って感じだよ」

「そうだったんですか」

「そっちは?」

「聞かないでくださいよ。彼氏いない歴更新中です」

お酒の酔いもあって、私はつい、かつての気持ちを口にした。

「ねえ、先輩。私、先輩のこと、ずっと好きだったんですよ」

何年も胸の中にしまい込んでいた、秘密の想い。

きっと一生、誰にも打ち明けることはないだろうと思っていたけれど。

先輩はまっすぐに私を見つめ、低い声でつぶやくように言った。

「今も?」

「え……」

高校生の時よりも、大人になって深みが増した、その声。

耳元をそっとくすぐるようなささやきに、全身の力が抜けていく。

「……はい。今も――好き、です……」

「困ったな」

「え?」

先輩は微笑んだ。

テーブルに置いた私の手に、先輩の大きな手が重なる。

「そんなこと言われたら、食事だけで帰してやれなくなるじゃないか」

触れているのは手だけなのに、まるで全身が先輩のぬくもりに包み込まれているような気がした。

それ以上の言葉は必要なかった。

店を出て、ホテルに向かう。

夜景を見渡せるホテルの一室。

灯りもつけないまま、キスをする。

キスだけで、目の前がくらくらして、頭の芯がぼうっとしてしまう。

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