ドS彼氏に弄ばれる (Page 2)
ベッドに腰掛ける拓実が首を傾げる。
「なにじゃないでしょ?自分だけ気持ちよくなっちゃってさ。俺にもしてよ」
「で、でも…わたし、もう、できないよ…」
おもちゃで弄ばれ続けた体はもう限界だ。
体力もとうに切れており、目を瞑ればそのまま寝てしまいそうだ。
拓実は顎に手を当て考える素振りを見せると優しく微笑む。
「十分」
「え?」
「十分で俺のこと口でイかせられたらやめてあげる」
そう言うと拓実はズボンのチャックを下ろし、まだ小さい竿を顕にした。
咥えろ、ということなのだろう。
拓実は試すようにこちらを見るだけで何かをする素振りはない。
美咲は重い体を持ち上げ彼の前に向き直る。
男性器に手を添え、歯が当たらないように大きく咥えた。
唾液で濡れる舌を絡め、口内へ出し入れするように動く。
添えた手で根本辺りを擦り、反対の手で玉に触れれば柔らかかったそれは徐々に芯を持ち始めた。
裏筋を舐め先端を吸う。
これも全部、拓実が教え込んだものだ。
口内で大きくなるのを感じながら、それでもまだ足りないとも感じてる。
チラリと時間を見ればもうすでに五分は経っており、美咲の胸に焦りが募る。
手を離し奥まで咥えれば大きさのあまり嗚咽が漏れた。
それでもなんとか舌を動かしわざと音を出しながら相手の欲を誘う。
喉をぎゅっと絞り、口の動きを早めた。
イけ、イけ、早く、イけ!
促すように玉を揉み、体を揺らして胸を強調する。
知り得る知識を使い切り、今できる最大限の奉仕を。
彼が気持ちよくなれるように、これで終われるように。
しかし、
「あ、十分経ったね。残念、惜しかったのに」
拓実の声が頭上から聞こえたと思うと頭を持たれ口内から竿が抜き出される。
口に入っていたものがなくなったおかげで呼吸ができるようになったが、すぐさま視界がぐるりと周り拓実が覆い被さった。
「ちょ、ちょっと待って!もう少し!あとちょっとだか、あっ!」
慌てて静止するも足を無理矢理広げさられ、拓実は大きな竿を美咲の中に捩じ込んだ。
すでに愛液で濡れていた中はあっさりと奥まで竿を受け入れる。
ローターでは感じられない圧迫感に息が止まった。
拓実の楽しそうな声が聞こえる。
「だめ。約束通り、気持ちよくさせてもらうね?」
遠慮など一切ないような動きに堪らず嬌声が響く。
弱い部分を執拗に突かれ無意識に腰が浮いた。
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