彼氏のお願い事 (Page 3)
快感を追う私に翔太の静止の声は聞こえていなかった。意識は飛ばさなかったが、久しぶりの絶頂に一瞬目の前が真っ白になった。
「なぁ、光?」
「…ん?」
「俺、光の顔が見たいんだけどさ、光も俺の顔見たいでしょう?」
「ん、うん…?」
いまだに余韻が続き頭がボーッとしている。私は息を整えるのに必死だ。
「カメラオンにして」
スマートフォンの画面を操作して、すぐに翔太の顔が映る。翔太側にも私の顔が映っているのかと思うと恥ずかしいが、久しぶりに顔を見られて嬉しさの方が勝った。
「可愛い顔してる」
「ねぇ、翔太もしてた…?」
快感に飲まれる中、途中から翔太の声に吐息や声が混じったり、音からなんとなく気づいていたが、表情を見て、確信に変わった。そして、切なげで少し苦しそうな表情からまだ最後までできていないのがわかった。
「あんなに可愛い光の声聞いて、我慢できるわけないじゃん。ねぇ、もうちょっとだけお願い聞いてほしい。枕にスマートフォン立てかけて置いてよ」
ゴソゴソと翔太が見本とばかりに先に動く、顔だけ映っていたのが、部屋着でベッドの上に座る姿へと変わった。そして、固く立ち上がり先端が濡れた性器も見え、私は無意識に喉がなる。
「ね、お願い」
翔太の欲に濡れた視線にひくりと私のナカが疼く。私はスマートフォンを枕へと立てかけ、自分の身体が画面に収まるように調整する。
「そうしたらさ、さっきはお預けだったナカ触ってみてよ」
流石に足を開いて見せることはできず、私は内股で座ったままそろそろとまだ濡れたそこへと手を伸ばす。
「ゆっくり、割れ目なぞって、そう…そうしたら、まずは一本…」
「んん…ぁっ、ん!」
「根元までいれて、気持ちいいところ探しながら、っ…抜き差しして、はぁ…」
「ぁっ、あ!…んっ」
「っかわいい…もっと気持ちよくなろう。二本目も入れて、今度はかき混ぜて、ん…」
「ぁんっ!やぁ…ん、きもちいい…っ」
「イキそうになったら、今度はちゃんと教えて。二本の指開いてみて、はっ…ぁ〜、エロ…」
クパッ
「わかった…ひっ…ゃだ…ん、ぁっ!」
「っく…もう一本入れられそう…?ん、そうしたら、頑張って三本目も入れて、…上手。指、俺のだと思って、っ…動かして、ぁっ」
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