友達にはバレたらいけない夜の出来事 (Page 4)
「いつもより濡れてる。もうビチャビチャだよ?声じゃなくてこの音でバレそう」
悠介は笑っているが怖いことを言われ、身体がビクッと跳ねる。
「やだ…っ…」
声も満足に出せず、手は口元から動かせないので、抵抗らしい抵抗もできず、首を振りどうにか意思表示をする。
「ごめん、意地悪言った。バレないように気をつけるから」
悠介は身体を起こし、もう一度他の3人が眠っているのを確認する。
「もっとゆっくり可愛がりたいけど、もう我慢できないわ」
私を抱きしめるようにしていた悠介は枕元にあるコンドームを、さっと取り出した固くそそり立つ性器へと被せる。万が一誰かが起きても誤魔化せるように、また布団を被り、私へと覆い被さってきた。自分の熱と、悠介の熱が籠り、熱い。
「ちひろ、絶対声漏れるでしょ?キスしながらしよ」
唇を舐められ、軽くキスをされる。
「んっ…」
「ほら、舌出して」
べっと悠介が見本とばかりに舌を出す。そろそろと少しだけ舌を伸ばす私の頭を褒めるように撫でてくれる。舌を絡ませる深いキスが始まると、脚を開かれ濡れた秘部に悠介の熱い性器が当たる。今からここに入れると宣言するように割れ目に沿って擦り付けられ、私の息が一段と荒くなる。
「ぁ…っ…ふっ…?」
まだ入れてもらえないのかな…?我慢できず様子を伺うため、閉じていた目を開くと至近距離で目が合った。それを合図に、グッと中へ熱くて太いモノが入ってくる。一番奥まで一気に満たされ、肌がぶつかる音がした。いきなりの強い快感に身体がビクビクと痙攣する。
パンッ
「…〜っっっっ!!!」
「ふっ…!」
危なかった…。確実にキスをしながらでなければ、声が漏れてしまっていたと思う。入れられただけで、イってしまったみたいだ。息が苦しくて、空いている手で悠介の身体を押し、一度口を離してもらう。
「はぁっ…はぁっ…はぁっ…」
「入れただけで、イッちゃったね。…俺もやばかった。っ…はぁ…」
意地悪な笑みを浮かべながら私を見つめる。そんな悠介は悠介で、いつもより眉間に濃く皺を寄せ快感に負けてしまいそうな顔をしていた。
「ごめん、あんまり優しくできなさそう。手で口塞ぐわ。苦しかったら教えて」
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