友達にはバレたらいけない夜の出来事 (Page 2)

他の3人がいるというのに自分にも悠介にも甘いと思うが、少しだったら…と許してしまった。起き上がったばかりのベッドに押し倒される。

チュッ
「んっ…っ…ぁ…」

先ほどより深い口付けとバレたらマズイという緊張感からか、唇が離される頃には頭がぼーっとしてしまっていた。

「ちひろ、かわいい」

唇の端から、少し垂れてしまった唾液を悠介が拭ってくれた。悠介はいつも私のことを甘やかしてくれる。嬉しくなってふにゃっと笑みを浮かべていると、服の中に手が入ってきた。気持ちよさでぼんやりしていたが、流石にマズイ。

「だめだって…バレちゃう…」

抵抗をしてみるが、あまり大きく動くこともできず、それをいいことにどんどん手は進み、ブラジャーのホックを外されてしまった。こういうときだけ器用なんだからと…呆れていると服の中で露わになった胸を優しく揉まれ始めてしまう。

「ねっ、キスだけって言ったじゃん。今度にしよう…?」

「明日はちひろの用事があるから、今度ってなったら来週じゃん。今日充電しないと流石に俺もう我慢できない」

「充電って…。明日は本当にごめんね」

可愛いことを悲しげに言われ、確かに明日は私の用事が入ってしまっているので、後ろめたい気持ちになってしまう。

「3人ともさっき寝たばっかりだから、そんなに簡単に起きないだろうし、ちひろが声出さなかったらバレないよ。なぁ、お願い」

「…っあ…!」

言うのと同時ぐらいに、胸の先端を強く摘まれてその急な刺激に、抵抗していた手を急いで口元へとやる。

「ここ、固くなってる。身体はいいっていってるけど?」

「…んっ!…ぁ」

「ヤバそうだったらすぐやめるから」

久しぶりの快感に負けた私はこの状況なのに小さく頷いてしまった。そんな私を見て、欲に濡れた瞳を細めて艶っぽく悠介は笑った。

「ふっ…ん…っ…」

着ていたブラウスとブラジャーは脱がずにたくしあげられ、胸の先端を舐められたり噛まれたりして、いつも通り可愛がられる。

快感が高まれば高まるほど、私は声を出さないように口を覆う手に力を入れ必死に耐える。気持ちがいいのに、苦しい。それがまた快感へと繋がってしまっている気がする。

「…ぁ….ゃっ…」

「可愛い声が聞けないのは残念だけど、いつもより敏感じゃない?嫌がってたけど、本当はこういうの好きだったんだ、ちひろ」

耳元で囁かれ、自分でもいつもより感じてしまっているのはわかっていたので、恥ずかしさから顔が赤くなり目に涙が溜まる。

「エッチなちひろも好きだよ」

今度は耳の縁を噛みながら囁かれ身体を捩らせて少しでも快感を逃そうとするが、覆い被さるようにしていた悠介は横向きで私を背中から抱きしめるような体制へと変え、動きを封じられてしまう。胸から手はどんどん降りていきさわさわと太ももを撫でられる。

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