年下彼氏との初めて、普段見せない顔で襲われて…
年下彼氏との初めて、普段見せない顔で襲われて…
「っは~、面白かったねー!」
「この映画、ずっと見たかったんですよね!」
今日は私の家で初めてお泊まり。一人暮らしをしている私の家に、後輩彼氏の琉生がやってきた。のんびりとご飯を食べて、映画を見て、時間はもう夜になっていた。
「ねー琉生くん眠い?」
「んー、眠くないですよ?美咲さんもう眠いんですか?」
「もー寝よっか、ごろごろしよ~」
乱暴に電気を暗くして、ベッドに飛び込む。
「はー!やっぱベッドが最高~!琉生くんもほら、おいで!」
「いいんですか?」
「もちろんだよ!早く早く~」
いそいそと琉生が隣に潜り込む。
琉生は、可愛い。年下ということもあるが、くりくりとした目も相まって可愛がってきた後輩だった。リードしてくれるが、男らしい一面を感じるよりは、愛でてあげたい彼氏だった。
「ねー、ちゅーしよ」
「み、美咲さん?!」
からかうように、琉生の唇にキスをする。
「ちょ、美咲さん、待って、」
「やーだ」
先輩であるのをいいことに、慣れていなさそうな琉生の唇の中に舌を入れて、キスを繰り返す。
「っは、もう、美咲さん…」
「琉生くんって慣れてそうなのに可愛いよね」
くすくすと笑うと、琉生くんの顔から笑顔が消える。
「…琉生くん?」
「人がどれだけ我慢してるかも知らないで」
「え?」
肩を押されて、ベッドのシーツに倒れ込む。琉生くんは見たことのない顔で、私の目を捉えた。それは今までとは違う、男で、欲情した、狼のような目だった。
「可愛いって言ってくれるの嬉しいけどさ、」
「ちょ、琉生くん?」
琉生くんは自分のTシャツを脱ぐと、私の両手首をまとめて縛り始める。
「ねえ美咲さん、俺だって男だよ?」
「っ!」
琉生くんは激しく噛み付くようなキスをして、私のTシャツの中に手を滑り込ませる。ゆっくりと体をなぞられて、ぞくぞくと体が反応するのがわかる。
「琉生く、ん、怒ってる、?」
「怒ってない。でもなめられてるなあって。煽ってきたのそっちじゃん?」
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