最高の恋の手引き (Page 5)

子宮口をこんとつかれ、甲高い悲鳴じみた嬌声がこぼれた。それを聞き逃すはずなんてなく、ぐいぐい奥を突かれる。突かれるたびに蜜が弾けて太腿を濡らしていく。さっき弾けた熱がそれ以上の温度をもって戻ってくる。混じり合う吐息は熱くて溶けてしまいそう。

「あ、あんっ!実さんっ!あ、またイッちゃう!」

「いいよ。何回でもイって」

その言葉はトリガーのように絶頂感が体中を包む。突かれるたびにイってるみたいに体が震える。ぎゅっと指を絡められる。

「その可愛い顔もっと見たいけど、そろそろ限界。イキそ」

「あ、あん、一緒がいい!あ、あんっ、あああああんっ!」

一際深く突かれ、さっきとは比べられない快感に背筋が弓なりに反り、きゅうっとナカが一際締まる。

「はっ、イクッ!」

どくんっと脈打つのを感じ、ぎゅうっと抱きついた。

*****

「温度熱くないか?俺は熱いぐらいが好きだけど」

「あ、私も熱いぐらいが好きです」

バスタブのお湯につかる。入浴剤で乳白色になったお湯からはバラの香りがした。うなじにキスされ、とろんとお湯でほぐれかかっていた背筋がしゃんとする。

「普段見えてないところって色っぽくてそそるよなぁ」

「えっ、あ、えっと…」

反射的に声を上げたけれど、何を言うべきかわからず結局口ごもってしまった。わたわたしているのが面白かったのかくすくす笑われた。

「しかし、弥生は甘えん坊だったんだな。どうしようもなく可愛かった。相性も最高だし、俺だったらドロドロに甘やかしてあげるよ」

「甘やかしすぎてわがままになるかもしれませんよ」

「それは俺の責任かなぁ。まあ、好きな女のわがままを受け入れる度量はあるつもりだけど。最高の恋をお約束しますよ」

それは何とも心惹かれる言葉だった。女の子だったら誰だって一度は願うだろう、一回ぐらいはドラマや映画のような最高ともいえる恋をしたいと。

「約束ですよ。よろしくご指導ご鞭撻お願いします」

「任せとけ、ハッピーエンドのその先まで見せてやるから」

乳白色のお湯が揺れる。最高の恋の表紙が開かれた。

Fin.

この作品が良かったら「いいね!」しよう

43

公開日:

感想・レビュー

レビューはまだありません。最初のレビューを書いてみませんか?

レビューを書く

カテゴリー

月間ランキング

人気のタグ

クリトリス クンニ 愛のあるSEX キス ちょっと強引に 愛撫 クリ責め 我慢できなくて 乳首 思わぬ展開 指挿れ 乳首責め イキっぱなし ラブラブ 働く女性 ベッド以外 彼氏 胸きゅん 潮吹き いじわる フェラ 言葉責め 中出し 好きな人 年下クン 年上の男性 OL スリル ちょっと過激に 告白

すべてのタグを見る