遠距離中の彼氏と半年ぶりの再会、ちょっと意地悪に責められて…? (Page 2)

「どうしてほしい?」
「え?」
「どうされたい?」

隼人は真っ直ぐに私の目を見つめる。

「どうしてそんな意地悪なの」
「好きな子には意地悪したくなっちゃうよ」

隼人は私の脚の付け根にキスを落とすと、私の返事を待った。

「な、なめて、ほしい…」
「よく言えたね」

隼人は満足そうに微笑むと、私のクリトリスを舐める。

「んあっ!はやと、っ…」
「きもちい?」
「うん、きもちい…っ」

熱くなった舌で舐められ、久しぶりの快感に慣れていない私は簡単にいってしまった。

「指、いれるよ」

隼人は私の中に指を入れ、中でゆっくりと上下に動かした。それだけで私の体はびくびくと反応し、喘ぎ声と抑えることはできなかった。

「ねえ、有紗」
「な、なに、」

快感の波に耐える私に、隼人が聞く。

「俺の上、乗って」
「…え?」

隼人は仰向けになると、私の腰を持ってまたがるように座らせる。

「自分で、俺の、いれて」
「で、できないよ、」
「じゃあ終わりにするの?」
「っ…」

今日はとことん意地悪をするつもりなのだろう。隼人は私が上に乗るのを待っている。
恥ずかしくておかしくなりそうだったが、早く入れて欲しいという一心で隼人の上に跨った。

「っ…うぁ、」
「っ…きつ、」

隼人は顔をしかめると、荒く息をして私の腰を掴んだ。

「動いて、手伝うから、」
「んあぁ、だめ…!」

私の腰を揺らしながら、下から隼人が腰を突き上げる。その度に今までに到達したことがない深くまで刺激され、頭が溶けそうになる。

「あああ、きもち、んんっ…」
「有紗、すき、」
「私も、すき、んんぁぁ!!」
「奥、きもちいね、」

段々と快感の頂点まで突き上げられ、頭が真っ白になる。自分がどんなふうに喘いでいるかもわからないくらい、頭の中は快感でいっぱいだった。

「んっ、いく、いく…っ!」

隼人の腰が私の1番奥を突き上げる。

「ああああぁっ!」

びくびくと隼人のものが中で痙攣し、私はぐったりと隼人の体に覆いかぶさるしかなかった。

「よかった?」
「よかった…でも、意地悪した…」

ごめんごめん、と隼人は私の頭を撫でながら笑った。

「明日は勝手に起きるまで寝よう」

隼人の温もりに身を任せ、私は目を閉じて襲ってくる眠気に身を任せた。

Fin.

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