月見をしていたはずなのにベランダでイジワルに責められちゃった夜 (Page 5)
その時だった。
「っ!?…ァッ」
公園にいたうちの1人がこちらを見上げたのだった。
その1人はマンションの住人でベランダに出ている人がいると気付いただけだったが、それを知る由もない紗季はバレたと思った。
「ゆ、きと…っ公園、見られ、て…っあっ」
「えろい声出すからだよ。ったく、だめだろ、っ」
我慢しようにも、どうしても漏れ出てしまう。
「見られて興奮、してるなっ、?…月見てるふりしないと…」
紗季のナカは締まりっぱなし。
簾があるからこちらのしていることは気付かれないが、冷静さを失っている紗季はもうバレたとしか思っていない。
それだけ快楽に飲まれていると思えば嬉しくなった幸翔。
そのまま登りつめさせようと腰を早める。
「んっ…はぁ、ぁっ、だめい、くっ…イクッ」
「いいよ。見られてイキな」
見られて、その言葉にまた締めつけを強めた紗季は、そのま達した。
「イッたね、でも俺もう少しだから付き合って」
イッたばかりの紗季は、まだ続く快感に脚がガクガクし始めた。
片足では立てないだろうと判断した幸翔は、持ち上げていた紗季の脚を下ろした。
そして、自身も限界が近づいてきていたため更に深く突き立てる。
愛液が溢れ結合部周辺にも湿りが広がる。
「濡れすぎ…っ、俺、もいく…」
そうして2人とも絶頂した後は、またベランダでしようと静かに話してベッドに消えていった。
Fin.
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