月見をしていたはずなのにベランダでイジワルに責められちゃった夜 (Page 2)

「しー。大きい声は出すなよ?一応9時回ってるんだし」
「っ、この手よこの手!」

小声で抗議する紗季。
だが、幸翔はお構い無しに撫で回し続ける。
そして、紗季の左耳に舌を這わせた。

「っ…ゆ、きと…ダメよ…」
「大丈夫。簾あるんだし見えないよ。あっちも賑やかだし声出さなきゃ気付かれないだろ」

素脚を撫でていない方の手は紗季の弱点である腰を撫でた。
「ひっ、ん…や、ちょっとそこは…」
「我慢大会だな」

紗季を辱めて楽しむ幸翔。
公園にいる若者たちよりも、隣人や他の階の住人にバレないかとヒヤヒヤしている紗季だが、知ってか知らずか幸翔は涼しい顔のままだった。

「お、今日はレースのTバックじゃん。何、期待してた?」
「違っ…わないけど…まさかこんなとこでなんて…」

脚を撫でる手を少しずつ上に上にと上がって来た手は、布を介さずに適度な肉感のある柔尻に到達した。
下着の下に指を潜り込ませ、尚も腰を撫でる。

元々服の上から腰を撫でていた手は、下着の上から割れ目を行き来する。
紗季を弄ぶ指先は、だんだんと下着の感触が変わるのを楽しんでいた。

「あれ、するする下着の上滑ってたのに、なんかひっかかるようになってきたんだけど?」

下着に多くの水分が含まれるようになったと思えば、今度は布を通り越して染み出てきた蜜がヌルヌルと指を滑らせるのだった。

「ははっ、今日は濡れるの早いな。紗季も案外こういうの興奮するのな…エッチだね」

声を抑えようと噛み締めているせいで何も言い返せない紗季。

紗季の興奮する様子に満足気な幸翔は、抵抗しないのを確信した。
そして、膝上程のロングTシャツの裾をいきなり胸の上までたくし上げ、背中側で落ちないように結んでしまった。

「!?ま、待って幸翔!」
「ん?あそこからは見えないよ。大丈夫」

紗季が驚いている間にレースのTバックも剥ぎ取ってしまう。
ほぼほぼ裸の状態。Tシャツを着ているはずが、胸の上で縛られているため意味を成さない。

「紗季、少し脚広げて?んで、バレてないかちゃんと見張ってて」

優しい声色なのに、従わざるを得ないと思わせる幸翔の声。
紗季は言われるがままに脚を少し開くと、腰をグイッと後ろに引かれた。

「んっ!…っぁ、だめ…」
お尻を突き出す体勢になった紗季の蜜口をしゃがんだ幸翔が後ろからひと舐めしたのだった。

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