強制契約情事~借金のカタにヤクザに身体を差し出すように言われて~

・作

知らない間に遠方に住むほとんど縁も切れた両親の借金の保証人にされていた私。親が夜逃げをして行方をくらませたせいで借金の取り立てにヤクザの若頭が直々に私のところに…!払えるお金はないと突っぱねると代わりに身体を差し出せと言ってきて…!?

「だーかーらー!私はもうあの人たちとは関係がないんです!」

「そうは言ってもなぁ、ここに保証人として名前があるんだよ。アンタの名前がな」

「そ、それはあの人たちが勝手に…!」

「俺はそんなことはどうだっていいんだ。払えるのか?払えねえのか?どっちなんだ」

「そ、そんな…500万円なんて大金…私にはありません!!」

「それなら同等のモノを差し出してもらわねえとなぁ」

「同等の…もの…?」

「アンタの身体をもらう」

「…!?臓器を売りさばく気!?」

「そんなもったいないことはしねえ。俺の気がすむまでアンタを抱く」

*****

目の前のヤクザは私の両親の代わりに借金を返せと私に詰め寄ってきた。

アポもなしに突然、会社帰りの私をマンションの前で捕まえて問答無用で連れ去った。

警察を呼ぼうにもそんな暇はなくて、ムリヤリ大きめのバンに乗せられ気がついたら極悪非道のヤクザの若頭の前に連れてこられたのだ。

500万円なんて大金は今の私には持ち合わせていない。借金をしたとしてもかき集められて200万円がいいところだ。

そんな大金は払えないと突っぱねれば、ヤクザの若頭…確か、伊達と名乗ってた、…その男は私の身体を差し出せと言ったのだ。

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