サレ妻とサレ夫が離婚お疲れさまパーティーをしてみたら… (Page 5)
お風呂でビールを飲むと、あっという間に酔いが回る。
夜空を見上げると、高いところに満月が出ていて、このまま月まで飛んで行けそうな気分になる。
不意に、紺野さんの手が私の太腿を撫でる。
「羽目外しついでに、いい?嫌ならやめるけど」
「え、そんな…松原さんみたいな素敵な人がいるのに…」
「松原なら大丈夫」
同意の代わりにすでに硬く勃起している紺野さんのペニスを握ると、唇を舐め尽くすようなキスをされ、両方の乳首をコリコリと指先で弄ばれる。
「ああっ…紺野さん…やっ…」
お湯の中ですっかり温まった身体がさらに熱くなって、甘く疼き始める。
ぼうっとした頭の中に松原さんの可愛らしい喘ぎ声と、ピシャピシャという水音だけが響いている。
「朋美さん、ここに座って」
ジェットバスの縁に座ると、紺野さんに脚を拡げられて、裂け目を舌で舐め上げられる。
「ああっ…だめっ…んああっ…」
「そこだめなんだ。じゃあこっちは?」
クリトリスの包皮を剝かれて舌先でちろちろと舐められ、指で中のぷっくりしたところを押されて、頭がおかしくなりそうなくらいの快感に襲われる。
「ひゃあんっ…やだっ…ああっ…」
快楽に耐えきれず、あそこから大量の液体が溢れ出てしまう。
紺野さんは気にせずに、じゅるじゅると吸って、私のクリトリスを舐め続ける。
「吹いちゃったね。もう挿れていい?」
紺野さんはそう言うと、コンビニの袋の中からコンドームを取り出し、ジェットバスの縁に座って装着する。
光輝さんは、松原さんの腰を掴んでバシャバシャと水音を立てながら激しく腰を打ちつけている。
「朋美さん、上に乗って」
紺野さんに抱きつき、腰を沈めると、どうしようもないくらいに快感が膨れ上がってきて、激しく腰を弾ませてしまう。
「うわっ、そんなに激しくされたら、すぐに出ちゃう…」
そんなことを言われても、脳が痺れてイきそうになっていて、もう止まらない。
「あっ…あっ…イくっ…イっちゃう…あぁあああっ…」
凄まじい快楽に脳天まで射抜かれて、身体が仰け反って痙攣する。
紺野さんは、蕩けて腑抜けになった私を身体から降ろし、背後に回って、速い速度で激しく腰を打ちつける。
「あっ…あっ…だめっ…またイっちゃう…あぁあああっ…」
「うぅっ…」
紺野さんも同時にイって、私の中で爆ぜた。
*****
ジェットバスにモコモコの泡を立て、新しい缶ビールを開け、再び乾杯をした。
心はすっきりと軽くなって、明日からは前を向いて歩いていけそうな気がした。
Fin.
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